バリ島のアグン山噴火、バリ島からの脱出No,20 空港閉鎖と脱出プラン
延泊の朝
11月29日デンパサール空港3日目の閉鎖
11/29朝、本当なら日本にそろそろ到着する時刻。
今日の天気は晴れときどき曇り、風向きは東からの風、昨日一昨日と変わらない。
デンパサール空港は今日で3日目の閉鎖となった。
空港には火山灰が降るなどの問題は無いようなので風向きが変わればオープンになるのだろう。
噴火延泊でホテルディスカウント
配膳チーフのPUSPAが教えてくれた。
政府からバリ島の全てのホテルに連絡が入り、「宿泊しているお客さんが噴火のために最低でも2~3日延泊しなければならない。ゆえにこの間の宿泊料金をディカウントするように」とのことだった。
このホテルも例外なく料金を安くするのでフロントで確かめて欲しいと。
有難い温情だ。
昨日のおさらい
朝食をとりながら昨日のことを思い返す。
昨日はデンパサールへは行かず、ジャワ島からの帰国の道を選んだ。
今の時点ではデンパサールへ行くのも正解だし、ジャワ島からの帰国の道もやはり正解だろう。
本当の正解は後日わかる。
ただこの日の朝から日本のNHKではアグン山の噴火のニュースは流れなくなった。
もう話題性が無くなったのか?
噴火が納まったのか?
もっと大きなニュースがあるのか?
謎である。
昨日の手配ではジャワ島のスラバヤ~ジャカルタ、乗り換えてジャカルタ~羽田までのルートチケットは確保できた。
今日やるべきこと
プラン
今日の課題はバニュワンギからスラバヤまでの移動方法を確保すること。
①バニュワンギからスラバヤまでの飛行機手配が出来るか。
②バニュワンギからスラバヤまでの飛行機が手配出来ればバニュワンギまでの車とホテルの手配。
③飛行機の手配が出来なければここからスラバヤまでの車とホテルの手配。
④このホテルを出発する日。
バニュワンギ発の飛行機が手配できるかどうかでその後の動きも変わる。
ゆっくりと朝食をとりam10:00にホテルフロントからデンパサールのエージェントへと電話をする。
飛行機最終手配の答え
電話がつながった時点で早速昨日の答えが返ってきた。
先方「バニュワンギからスラバヤまでの飛行機の手配が出来ました。チケットの発券はもう少し後になりますが飛行機の手配は出来ております。日時だけ先にお伝えします。」
日程12/1
- バニュワンギ空港13:30発~スラバヤ空港14:30着
- スラバヤ20:30発~ジャカルタ22:05着
- ジャカルタ23:55発~羽田12/20 08:50着
有難うございます。
やった~!車での長時間移動が無くなった。
出発はいつ?
後は、このホテルをいつ出発するか?
今日11/29か?明日の11/30か?移動日当日の12/1か?
フェリー乗り場の渋滞は昨日の早朝には始まっている。
それが明日まで続くとも思えない。
バニュワンギの飛行機は午後01:30発、当日でも普通なら間に合うはず。
だが初めての土地で情報も少ない、それにジャワ島へ渡るカーフェリーの混雑による渋滞や悪海況による遅延があれば乗り損ねる可能性がある。
それは非常に大きな問題だ。
12/1当日では危険すぎる。
バリ島脱出日決定
明日11月30日 出発
ならば明日11/30、朝食後にこのホテルを出発。
車でギリマヌクまで移動し、港からカーフェリーで対岸のジャワ島へ渡る。
もうこの時点では酷い渋滞ないだろう。
空いていれば2時間で到着する行程だ、遅くとも夕方には到着するだろう。
バニュワンギのホテルまで送ってもらう。
1泊してから12/1、午前中に余裕をもってバニュワギの空港へ車で移動する。
今後はラウンドの最終手配
飛行機の手配が出来たのでこれからラウンドの手配を進める。
延泊のホテル代の交渉もしなくては。
バニュワンギのホテルの予約とホテルからバニュワンギ空港までの車の手配。
このホテルからバニュワンギのホテルまでの車の手配と料金の交渉、エアーチケットの入手、これが次にやるべきこと。
バリで最後の昼食
地元の弁当
今日の昼食はホテルのレストランではなく、ホテル近くにある店で地元の人たちが食べているランチボックスを買ってみた。
料金は日本円で200円(現地の人だと60円位らしい、旅行者価格なのか?)
白いご飯に鶏肉、ナスに焼きそば、それにピリ辛ソース、なぜか揚げピーナッツ。
美味しいと聞いていたので食べて見たかった。
弁当は部屋で
ホテルの部屋で食べてみた。
ピリ辛ソースが妙に旨い、旨いが辛い、辛いが旨い。
白いご飯が口に優しい。
なんと揚げピーナッツが白いご飯に合う。
なんか信じられない。
次から次へと口の中へ入れたくなる。
食べ終わった時には額に汗がいっぱい。
病み付きになる味。