江之浦の8月の水温と魚たち
江之浦の水温
海の水温は8月上旬で24℃それから徐々に上がって下旬には年間最高水温の26℃に達した。
電気クラゲ出現
プランクトンも多く、電気クラゲのひとつアンドンクラゲも現れる。
一匹だけでなく群体で流れに乗ってやってくるので一匹いたら沢山いると思う注意が必要。
いるのは5mより浅い水深。
ゴミが浮いて集まっているような場所があれば要注意。
触手に毒の刺胞があり素肌に触れると刺され、めちゃくちゃ痛い。
ウエットスーツがあれば大丈夫
ダイバーはウエットスーツに身を包み、ダイビンググローブとダイビングブーツを身につけているので顔以外は刺されない。
目で見えているのでアンドンクラゲが居る時は避けられる。
ダイビンググローブを装着していれば手で払うことも出来る。
気をつけていれば大丈夫。
プランクトンも増え透明度はあまり良くないが魚達も食欲旺盛であちらこちらでエサをとる。
摂餌をするもの、縄張り争いをするもの、繁殖活動をするものなど色々。
ウミウシの仲間はほとんど見られない。
季節回遊魚
南からのお客さん
この時期になると出現するのが南から来るお客さん。
今まで水温が低いために居なかった熱帯性の魚たちが流れてくる。
ほとんどは稚魚、子供ばかり。
卵が浮遊して、または孵化したての仔魚が黒潮に乗ってたどり着く。
水温が低くなる来年の1月にはほとんど死滅してしてしまう。
数年前までは死滅回遊魚と言われてた。

最近は死滅の言葉を避けて季節回遊魚と呼ぶようになった。
クマノミもトゲチョウチョウウオも
このトゲチョウチョウウオの赤ちゃんも季節回遊魚。
クマノミの稚魚やミツボシクロスズメダイの稚魚もこの8月に現れる。

そしてこれから沢山のエサを食べ大きくなる。
冬を越せるかどうかはこの子の体力と運次第。
冬3月の低水温13℃を越冬することは難しい。
どんどん食べて、大きく、強くな~れ。
江之浦の水温と魚たち
1年間の江之浦の水温と魚たち。
以下の知りたい月をクリック。
1~4月、5~6月、7月スズメダイの産卵、7月アオリイカの孵化、9月、10月、11月、12月