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パンダボヤの正式名がついにコバルトツツボヤと解かった

原索動物ホヤは魚に近い進化した無脊椎動物

パンダボヤ

パンダボヤ(コバルトツツボヤ)

小さな筒型のスケルトンなホヤの仲間。

青い模様と呼吸する吸水口が顔のように見える。

その顔がパンダに似ているということで通称パンダボヤと呼ばれている。

パンダボヤは原索動物

パンダボヤ(コバルトツツボヤ)岩に付着して育つパンダボヤは原索動物ホヤの仲間。

大きさは2cmになる。

ホヤには入水口と出水口の2つの穴がある。

指を近づけると気配を感じて口を閉じる。

ホヤは動く

ワライボヤ
おじさんの顔をしたワライボヤ

スポンジのカイメン動物には多くの穴がある。

手を近づけてもカイメンは穴を閉じることも、動くこともできない。

けれどホヤの仲間は危険を感じると2つの穴を閉じることができる。

つまりわずかに動くことができる。

ホヤは進化した無脊椎動物

ホヤの体内図

またホヤには鰓、胃、心臓、肛門、精巣、卵巣などの内臓器官がある。

入水口から海水を取り入れ、プランクトンをろ過し栄養として消化する。

余分な海水と肛門から出た排せつ物を出水口から外側へ排出する。

ホヤの外見は進化した動物には見えない。

けれど内臓器官をもつホヤは無脊椎動物の中でもかなり進化している。

ホヤの幼生には背骨らしきものがあり泳ぎまわる

あのような外見をしながら魚、つまり背骨のある脊椎動物に一番近い無脊椎動物と考えられている。

ホヤの外見からは信じられない。

それは幼生の時代に理由がある。

ホヤの幼生はおたまじゃくしのような形をしていて尾ビレで泳ぐことができる。

また脊椎動物のように背骨らしいものが見受けられる。

大人は泳がず着底生活

やがて海底の岩に付着して生息場所が決まる。

岩に定着したホヤの尾は短くなり、背骨は体内に吸収される。

そして親のホヤの形に変化していく。

パンダボヤの正式名称はコバルトツツボヤ

江之浦に棲むホヤ

ベニボヤ

神奈川県小田原市の江之浦にもホヤは生息する。

数は多くない、ほとんどがシロボヤベニボヤ

そして15年前に小さな可愛いホヤが出現した。

それがパンダボヤ、正式な名前はわかっていない。

青い目のパンダボヤ

 

パンダボヤ(コバルトツツボヤ)

ジャイアントパンダの目は黒い。

パンダボヤの目は青く、そして垂れる。

口を丸くポカンと開け愛らしい。

パンダボヤの棲むパンダ岩

パンダボヤ(コバルトツツボヤ)

江之浦では一つの岩だけに生息。

不思議なことに他の岩には生息しない。

パンダボヤの棲む岩をいつしかパンダ岩と呼んでいた。

今は居ないパンダボヤ

パンダボヤ(コバルトツツボヤ)

そしてここ数年パンダボヤに出逢っていない。

あの時期、たまたま偶然パンダボヤが育ったのか。

水温が変わったから居なくなったのか。

理由は解らない。

パンダボヤ正式名称コバルトツツボヤ

パンダボヤ(コバルトツツボヤ)

愛着心を持って呼んでいたパンダボヤ。

その正式名称が解った。

「コバルトツツボヤ」

コバルトブルーの筒型のホヤ。

なんともそれらしい名前。

けれどこれからもやっぱりパンダボヤと呼んでしまう。