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アオミノウミウシ フィンアート

アートの題はアオミノウミウシ

フィンのワックスを落とす

3月も中旬を過ぎ水温が上昇するダイビングの季節が始まる。

今まで無地だったバラクーダFIN

使用を初めて1年、そろそろゴム表面のワックスも落ちた頃。

新品のフィンは表面のワックスが邪魔で色乗りが悪い。

薬品でワックスを落とす方法もあるが自然に落ちるのを待った。

これから絵入れをして運気を誘う。

ということでフィンアートの始まり。

Blue Angel アオミノウミウシ

今日のお題はブルーエンジェル。

英語名 Blue Angel 。

青い天使。

と言っても空を飛ぶわけでも歌を唄うわけでもない。

知る人ぞ知るアオミノウミウシ。

クラゲを食べる小さな魔獣

大きさは5cm以下。

平均2~3cm。

熱帯、亜熱帯の沖合の海に生れ、仰向けになって浮く。

カツオノエボシ、カツオノカンムリ、ギンカクラゲの毒のある触手を食べる。

食べた刺細胞を自分のミノに取り入れ、外敵に刺細胞を発射する。

フィンアートの始まり

白地のフィンが描きやすい

フィンの色は出来たら白が良い。

何故ならば塗料の発色が良い。

例えば黒い画用紙にクレヨンで絵を描くと元の色があまりでない。

白い画用紙に描けば元の色が鮮やかに表現できる。

カラーFinの場合は描く部分に白い塗料を塗ってベース作ってからアートが始まる。

位置、大きさ、傾き

まずは図案の位置、アオミノウミウシの大きさ、傾きを決める。

位置は必ず中央が良い訳ではない。

先端部分は剥がれ易いのでフットポケットに近い部分が望ましい。

大きさはお好みで。

水中はゆがんだ世界、好きな傾きでかまわない。

デザインの下書き

鉛筆なら柔らめのもの。

HBでは硬すぎるので4Bが適当。

4Bがなかったのでボールペンで下書き。

時おり目詰まりするので落書き用の用紙を準備しておき、インクが出てくるまで円を描き続ける。

インクが出るようになったら再スタート。

下描きはバランス

フィンアート

全体の中心を決める。

細かく特徴を感じ取る。

気持ち少しアバウトな感覚で。

色入れ

素材に忠実な色を入れるもよし。

独自の発想で色を入れるもよし。

使う塗料はアクリル系やペイントマーカー。

アクリル系は色を混ぜてグラデーションができる。

ペイントマーカーは扱いやすいがグラデーションはできず、ペンが乾きやすい。

アオミノウミウシ
フィンアート

最後に縁取りを強調すれば仕上がり。

2枚目のフィン

フィンアート
アオミノウミウシ

反対側のフィンもアオミノウミウシでアート。

まったく同じに描く必要はない。

少し違っていた方が面白い。

フィンアート

アオミノウミウシ

フィンアート
アオミノウミウシ

モンガラカワハギ

フィンアート
モンガラカワハギ

メンダコ

次はどんな注文が入るだろうか?