座間味島のホタルは歩いて5分、幼虫は土中で育つ

座間味島のホタル

座間味島のホタルは家から近い

ホタル

サガリバナが花開く季節、座間味島ではホタルが飛ぶ季節。

サガリバナの花を見た後、5分ほど小川が流れる山のふもとへ歩く。

坂をわずかに昇り、最後の民家を過ぎれば周囲は真っ暗闇。

ハブのいない座間味島

夜でも心配なく歩けるのが座間味島の良いところ。

隣の久米島や渡名喜島ならばそうはいかない。

久米島や渡名喜島にはハブが多い。

街中以外の歩行は厳重注意。

いつ茂みからハブが飛んで来るか解らない。

まして夜はハブの活動タイム。

猛毒のハブに噛まれたら大変。

けれど座間味にハブはいない。

淡いホタルの光

小川の草むらと雑木林を覗きながら歩く。

50mほど歩くと暗闇の中に淡く小さな光。

緑色の薄い光は本州のホタルと同じ。

木立と葉影に隠れハッキリ見るのが難しい。

不用意に草むらへ足を入れれば小川に滑り落ちる。

容易に近ずくことはできない。

それでも5分ほど眺めているといくつかの淡い緑の光を確認。

タバコに反応するホタル

煙草を吸うと反応する

スタッフのTomo君にタバコを吸ってくれと頼まれる。

タバコの火にホタルが反応して寄ってくるという。

今までそんな話は聞いたことがないがやってみる。

5口ぐらいだろうか、吸ってみると今までより強い光を放つようになる。

タバコを吸った瞬間、火の光が強くなる、それに対応するようにホタルも強く輝く。

確かにホタルの光が倍増、以前より明るい。

ゆらゆらホタル

4分もするとタバコも燃え尽きる。

その後、頭上に光る1匹が飛んできた。

ゆらゆらと葉影を揺れ遊ぶ。

それ以下でも、それ以上でもなく、手が届きそうな高さ。

もう少しで触れそう。

そして消えた。

タバコの火に寄るという感じではないものの確かに反応する。

ほとんどのホタルは土中昆虫、水性昆虫は10種類だけ

日本の50種類のホタルほとんどが土中昆虫

ホタル日本には50種類のホタルがいる。

そのホタルのほとんどは幼虫を土中で生活する。

世界のホタル2000種類のうち、幼虫が水性のホタルは10種類だけ。

水性ホタル10種類のうち3種類が日本

そのうち3種類が日本に生息。

本州に生息するヘイケボタルやゲンジボタルは清い水中で幼虫時代を過ごす。

もう1種類は久米島の白瀬川に生息するクメジマボタル。

他の日本のホタルは土中昆虫、幼虫時代を土の中で暮らす。

ほとんどのホタルの幼虫は水中で暮らさない。

成虫は生殖活動のため生きる

ホタルは全て夜行性とは限らない、昼行性のホタルもいる。

昼行性のホタルは光らない、光る必要がない。

幼虫時代は全種類で光る。

成虫になるとほとんどエサを取らず、水分だけを補給。

成虫の寿命は1~3週間、生殖活動のために生きる。