ダイビング後に寄り道

ダイビング終了

シャチマンタとのダイビングも面白かったがシャチとの対面で興奮冷めやらぬ

シャチたちは本当に喰う気でいたのか?

ラパスでのダイビングも終了。

港へ戻ったら器材を洗って、ホテルの部屋に干す。

夕飯は何処へ行こうかなどと考える。

白い水の尾にシャチの姿を重ねる。

寄り道?海水浴?

ラパスの港へ入ると思ったら船は北上していく。

長いビーチの沖に先着のボートが数隻。

なにやら騒がしい。

マスク・フィン・スノーケルだけつけて水面を泳いではしゃぐ。

最後に海水浴か?

違う?

ジンベイザメがいるから泳げ

「Orca !Orca! hurry up!」の船長が言う。

ジンベイザメがいるからマスクとフィンをつけろ!

近くまで寄せるから後は自分で泳げ。

ジンベイザメが見たければ速く泳げ。

他の先着のボートは飽きたのか帰っていく。

ジンベイザメを追いかける

マスクとフィンをつけて飛び込む

今だ!

船尾から皆飛び込む。

ここは湾奥。

透明度がよくない。

6m先しか見えない。

これじゃ近くないとジンベイが見えない。

懸命に泳ぐ。

ジンベイのヒレ

尾ビレを確認。

さらにスピードアップ。

是非、顔を見たい。

背ビレ、胸ビレ。

うん?

誰もいない

気がつくと周囲には誰もいない。

ボートも遠くに浮いている。

ありゃりゃっ。

やっちゃったかな?

誰もついてきてない。

早く皆来ないかな~などと思いまながら待つ。

いつまで待っても皆がくる気配がない。

ジンベイよ!ハイドウドウ

ならばいっそこのままジンベイザメにボートまで泳いでもらおう。

たぶん胸ビレをを引っ張れば嫌がって逆の方向へ動く。

馬の手綱のように。

実際に引っ張るとやはり方向転換する。

後はボートまで泳ぐだけ。

背ビレに掴まりボートまで

一緒に泳ぐのも疲れるので背ビレにつかまらせてもらう。

ジンベイは泳ぐのが遅いように見えても早い。

とてもフィンなしでは追いつく事さえできない。

背ビレにつかまってもジンベイは気にする様子もない。

よしよし、そのままボートまで戻ろう。

これは昔わんぱくフリッパーで見たシーンに似てる。

うまくいけばボートの皆もジンベイを見ることが出来る。

ジンベイザメと泳ぎジンベイと潜る

止まってエサを食べ始まるジンベイザメ

100mも移動しただろうか。

何故かシンベイは泳ぐのを止めた。

なんだ?

疲れたか?

様子を伺うっているとジンベイは水面に向かって立ち始めた。

すると大きく口を開けて水面の水を吸い込んでいる。

口を閉じたと思った瞬間。

ジンベイザメと一緒に沈む深度18m

立ったままの姿勢で沈み始めた。

背ビレにつかまったまま引きずられるように一緒に沈む。

透明度が悪いために水中は何も見えず気味悪い。

見えるのはジンベイ模様だけ。

どんどん薄暗くなる。

どこまで沈むのだろう?

息が苦しくなってきた。

浮上する気配がないので手を離した。

明るい水面に向かって泳ぐ。

ジンベイザメも隣に上がる

水面に辿り着くと大きく息をした。

休んでいるとジンベイも隣に上がってきた。

また大口を開けて水を吸い込む。

口を再び閉じると沈んでいった。

ジンベイのことはあきらめてボートまで泳ぎ戻る。

迎えに来てくれれば皆がジンベイを楽しめるのになぜ来ない?

ボートに上がるとその理由が解かった。

皆が来なかったのはカツオノエボシに刺されていた

カツオノエボシに刺されショック状態

ひとりの男性が電気クラゲことカツオノエボシに刺されていた。

顔と口、体にまだカツオノエボシの触手が残っている。

すぐ後ろを泳いでいた人。

おしゃべりな男性だったが無口のままのショック状態。

持参したアルコールをかけてから触手を全て取り除いた。

触手が全て除去されたのを確認してからリンデロン軟膏を患部に塗布。

すると少しは落ち着いたよう。

港に到着後、直ぐに熱めの温水シャワーを20分近く浴びる。

元気になりすぎた男性

その後、30分ほど横になったら復活。

夕食のレストランではしゃぐ男性。

あまりにも元気になりすぎた男性に向かって女性の一言が飛んだ。

「うるさいな~!もう一度カツオノエボシに刺されておいで!」

それにしてもラパスは凄い海

ハンマーヘッドシャーク、アシカイルカ、クジラ、マンタ、オルカ、ジンベイザメ。

大物で見てないのはマーリンぐらい。

シーズンと潮周りの読みも大当たり。

めでたし、めでたし、貴重なダイビングの想い出となった。