進歩した水中ライト

ピリケン球東芝水中ライト

水中で使うライトは進歩した。

昔は水中でダイビングに使える耐水圧のライトが無かった。

最初に市販されたのが東芝の水中ライト。

確か1975年頃・・・

単一電池4本を使用し、耐水圧50m。

電球はピリケン電球。

当時は優れものだった。

陸上で使用しても問題なく、ぶつけても壊れぬ丈夫さ、当然雨が降っても防水は問題ない。

水中でも明るく水没もめったにしなかった。

ハロゲン球東芝水中ライト

それから何年も過ぎてさらに明るいライトが同じ東芝から販売された。

電球が明るく熱を持つハロゲン球に変わった。

ハロゲン球

ハロゲン球ライトを使用するとピリケン球ライトの明るさは貧しく見えた。

LEDライト

それからさらに改良が進み現在は電球の代りにLEDを使用するのが主流になった。

今でもハロゲン球ライトライトやピリケン球ライトは市販されている。

LEDのメリットは消費電力が少なく寿命が長いこと。

同じ消費電力の電球と比べるとかなり明るい発光をする。

また、ハロゲン球の寿命が20時間なのに比べLEDは40,000時間と2,000倍の寿命を持つ。

ライトの光源にLEDを使用するようになりワット数では明るさのバラつきが出てしまい、2011年7月から明るさの単位がルーメン(lm)に変わった。

電球のルーメンって何?ルクス・カンデラ・みな明るさの単位?

過去の電球の明るさはワット(W)

過去の電球の明るさはワット数で分けられていた。

例えば40、60、80、100ワットと数値が大きくなるほど明るい。

けれどLEDの場合は同じ消費電力で考えると約5倍の明るさを作れる。

ここでワット数=明るさという目印が使えなくなった。

もともとワットは消費電力の単位で明るさの単位ではない。

LEDが使用されるようになり明るさの絶対値のような単位が必要になった。

それがルーメンという単位。

ルクス(lx)は平面の明るさ照度

似た明るさの単位でルクスも使われているがこれは光源からの距離が変わればルクスの値も変わってしまう。

ルクスは光源から照らされる平面の明るさのこと。

ルクス

例えば天井の照明がテーブル面に照らす明るさをルクスで表したり、床面の明るさもルクスで表す。

テーブルの明るさよりも床面の明るさの方が距離が遠くなる分少し暗くなる。

ルクスは距離によって明るさが変わってしまう。

部屋の明るさをなどを表すときにつかっている。

照明の光源の明るさをルクスで表すには不適当だ。

カンデラ(cd)とは光度

明るさを表す単位にカンデラ(cd)がある。

日本語では光度のこと。

1方向に出る光線の強さの単位で、基本的に明るい方向に出る一番強い光線を表す。

カンデラ

けれどそれ以外の向きは明るいとは限らない。

車のヘッドライトの明るさの測定などに使用している。

ちなみにロウソク1本の灯りが 1 カンデラ の光度。

カンデラという言葉はロウソクのキャンドルからきている。

1860年イギリスでロウソク 1本の灯りを 1キャンドルと定めたことに始まる。

ルーメン(lm)とは光の総量を表す、光束

近年使われている電球の明るさの単位ルーメン(lm)とは何?

光源は放射状に光を発する。

ある規定の面を通る光の明るさを単位ルーメンで表す。

ルーメン

非常に解かりにくい。

1ルーメンの定義は「すべての方向に対して1カンデラの光度を持つ標準の点光源が1ステラジアンの立体角内に放出する光束」。

これを理解しようとするともっと難しい。

解りやすく言えば光源である電球自体の明るさと簡単に考えよう。

ライトモーション800ルーメン
ライトモーション800ルーメン 6500ケルビン

ちなみにケルビン(K)とは色温度

光源の色と温度を対応させ、色温度としケルビン(K)で表したもの。

温度は低いとオレンジ色で高くなると黄色になり、さらに高くなると白色になる。

それよりも温度が高くなると青みをおびる。

太陽の色温度は普通5000~6000ケルビン、夕日で2000ケルビン程度。

もし、太陽に近い色温度6000ケルビン程度のライトを水中へ持っていけたら陸上と同じ色で見ることができる。