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初心者ダイバー向け冬のダイビングの接し方

今年ダイビングを始めた方へ

冬場のダイビングの過ごし方

ダイバー認定おめでとうございます。

いよいよリクレーションダイバーのスタート。

これからアドベンチャー・ダイビングが始まる。

けれど無理は禁物、あくまでも自分の許容範囲を越えずに余裕を持ちながら経験と知識を増やす。

まだまだダイビングを満喫する為に楽しみを覚えることは沢山ある。

アドバンスドダイバーマニュアルを入手し、冬場の楽しみに。

器材を知ってセ-フティーなダイバーになる

レギュレターとBCDの丁寧な取り扱いを知るために構造や作動システムを理解しておくことは安全のために重要。

トラブル回避のために器材の作動原理は是非知っておきたい。

・レギュレターの内部がどのようになっているのか?

・息を吸うと空気が出て、何もしなければエアーは止まるのはなぜ?

・水が内部に入るといけないのは何処?

・本当の正しい洗い方はどうする?

・BCDのインフレーターボタンを押すと何故空気が入る?

・収納はエアーを抜いた方が良い?残した方が良い?

など知りたいことは山ほどある。

専門家になるコースではない。

器材スペシャルティーコースは器材を知るためにとても良いコース。

海洋実習のない学科講習だけのスペシャルティーコースなので冬場に参加しても寒くない。

自分の器材を触りながら講習に参加出来るのでより実践的。

エンリッチドエアー(ナイトロックス)

空気より窒素を少なくし、酸素量を多くしたエンリッチドエアー(ナイトロックス)は早めに資格を所持していると好ましいSPコース。

窒素が少ない分、減圧症のリスクが軽減でき水中での滞在時間を延長することができる。

人によってはダイビングが疲れないメリットがある。

今、海外ダイバーには盛んに利用されている呼吸GAS。

講習内容は酸素が濃くなることの危険性とリスクを回避するための手順を覚える。

具体的に酸素が濃くなれば爆発の危険性と使用器材の扱い、酸素中毒の問題があげられる。

危険性のないナイトロックスダイビングの仕方を理解し、簡単な手順を覚える講習。

学科を受講した後に2回の海洋実習では実際に計測した酸素分圧をダイブコンピューターにセットして潜る。

マスタースクーバダイバーの条件の一つにもなる。

その他に知っておきたいSPコース

その他にもドリフトダイビングSPコースは流れを知り、流れを利用するダイビング知ることができる。

是非習得して欲しい内容。

その他、DEEPダイビングSP、マルチレベルダイビングSP、ナビゲーションSP、捜索と回収SPなど

冬のダイビング

まだ水温20~22℃、ウエットスーツでも可能

現在、伊豆近辺の海水温は20~22℃、ウエットスーツでも水中は問題なく潜ることが可能。

陸上の気温が低い場合、ダイビング後にウエットスーツだと寒く感じる。

昔はウエットスーツで真冬も潜っていた。

いよいよこれから冬。

せっかく覚えたダイビング、冬でも技術をサビつかせないために続けて潜りたい。

ダイビング上達講習、学科だけ参加する

けれど寒くなれば冬眠するのもあたりまえ。

冬眠ダイバーとなりながらもダイビングに接し続け、来たるシーズンに備える方法を捜す。

学科講習だけで海洋実習の無いスペシャルティーコースを受講したり、冬の間にスペシャルティーコースの学科講習だけを受講しておくのもあり。

海洋実習の無いスペシャルティーコース

・器材スペシャルティーコース

・海の危険な生物スペシャルティーコース

トラウツボ

・AWARE環境保護スペシャルティーコース

・EFRコース(家庭生活での救急法とCPR・AEDの使用法)など

冬でも寒くないダイビング

今の状態を変えずに冬でもダイビングをする。

真冬でも定期的に温水プールでダイビング練習をすることも可能。

海のように魚もイカもカニもいないが波もない。

そんな環境のプールで呼吸を慣らし、中性浮力の練習や潜降と浮上の練習をする。

中性浮力が今一つ解らない人、潜降がスムーズにできない人にはお勧め。

プールで簡単に潜降できるようになれば海でダイビングする時の自信につながる。

そしてまだまだ上達できるスキルが沢山ある。

冬の間に細かなテクニックを覚えるのは来るシーズンに向けての正しい準備方法。

ドライスーツで海へ潜る

でもやっぱり海へ潜りたい

冬でも海へ潜れる。

ダイバーにとって邪魔するものは寒さだけ。

もうひとつの保温アイテム、ドライスーツを入手。

寒さよサヨウナラ、ドライスーツを入手してダイビングを続けることも大事な選択のひとつ。

昔から冬にダイビングを始める人、冬の間ダイビングを続ける人は上手になると言われる。

ドライスーツはダイバー養成ギブス

陸上には夏服があれば冬服もある。

水中も同様。

しかし、ドライスーツの凄いのは夏でも使用可能。

流氷の下へも潜ることができる。

全天候型ダイブスーツといえる。

けれど暑い時にはやっぱりウエットスーツの方が気持ち良い。

ウエットスーツとドライスーツの2着があれば世界全国何処でも潜ることが可能になる。

ドライスーツSPコース

ドライスーツSPコースは学科講習を受講した後2回の海洋実習に参加する。

・ドライスーツとウエットスーツの違いは何か?

・吸気バルブと排気バルブ、ドライスーツのダイビングでの使い方

・吸気の調整と中性浮力

・ドライスーツの緊急事態

学科講習で学び、実際にドライスーツの脱装着の仕方を教わり、水中世界へ適応していく。

以上3つの方法で冬場にもダイビングに接する。