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荒川河川敷フクロウ、チェーンソーアート

5匹のフクロウがいる

キジを見に行く

今年の9月はほんとに雨が多かった。

休暇で天気も良いので久しぶりに春見たキジたちが元気か見に行ってみた。

結果、春に比べ草が生い茂りすぎてキジがいるのか?いないのか?

まったく見えない。

隠れているのか

キジの声も聞こえない。

あれほどやかましいオオヨシキリとヒバリの声もしない。

何処へ行ったのか?

見ることが出来たのはスズメ、ムクドリ、ヤマバト、カラスとあまり自宅周辺と変わらない。

帰りにかろうじてモズを見つけてちょっと嬉しい気分になった。

そろそろモズのハヤニエが見られる。

そして珍しい鳥を見つけた。

荒川河川敷に5匹のフクロウ

フクロウとミミズク

フクロウだ。

それもとても大きい。

フクロウとミミズクはほぼ同じ種類。

近似種で耳羽があればミミズクの名前がつく。

切り株が変身

なにげない木の切り株。

人が無造作に切り落とした跡。

最初はなにげなく通り過ぎたがわざわざ引き返した。

枝分かれのあたりにある丸いものが気になる。

近くに寄るまで何かハッキリしなかった。

大きな5匹のフクロウの彫刻

フクロウの彫刻。

大きな彫り物の大きさはオオフクロウぐらい。

ミミズク

それも数えるとこの枯れ木の残骸に5匹のフクロウが彫られている。

チェーンソーアートか?

もしかしてチェーンソーアートか?

切り口を見ればチェーンソーを使いながら最後はノミで仕上げてある。

3つ股に分れた枯れ木の2本に細工。

まだ製作途中?

残り1本の枯れ枝が手つかずなのでまだ製作途中の作品なのか?

切り口は新しく周囲は清掃されている。

川を流れてきた流木に細工をしたのか?

誰かが根を堀り起こしここに置いたのか?

この場所にこのような木材はなかったように思う。

またフクロウアートもなかった。

誰が何のために作ったのか

いったい誰がどれぐらいの時間を費やして作ったのだろう?

暑い真夏の間の作業だったように思う。

ミミズク

これはオオフクロウのよう。

耳羽は見えないが顔の輪郭、目の周りの窪んでいる姿はフクロウによく似ている。

フクロウ

フクロウトーテムポール

角度を変えてみれば4匹のフクロウがハッキリ解る。

上に重ね上げればフクロウのトーテムポールが出来そう。

通りから見た時はよく解らなかったがこれは素晴らしいフクロウのウッドアート。

見方によってはカッパや猿にも見えてくる。

ミミズク

ミミズクか?フクロウか?

これは耳羽があるのでミミズク。

大胆で粗い切り口。

フクロウ

目の周りが一番窪んでいるフクロウ。

カッパや猿にも見える。

ミミズク

幹先端部分のフクロウは耳羽が着けやすいようだ。

それとも帽子か?

カンムリか?

フクロウ

6匹目のフクロウは生まれるのか?

目の周りのノミを使った一彫りひと彫りがフクロウの羽模様に見える。

5匹のフクロウで止めてしまうのだろうか?

喫茶店の入り口にでもおけば十分に人を引きつけるモニュメントになりそう。

このままここ荒川の河川敷で雨ざらしになっているのは勿体ない。

重そうな5匹のフクロウ

そうとう重い。

一人の力では動かない。

クレーンとトラックがなければ動かせそうにない。

とりあえず泥棒の心配はなさそう。

他にも2体フクロウ

古いフクロウ彫刻

フクロウアートはこれだけではない。

しばらく車を移動させると駐車スペースに木の彫刻を発見。

ミミズク

やはりフクロウの彫刻。

色とひび割れの雰囲気からずいぶん前に彫られたもの。

フクロウの作者は同じ?

今回の5匹のフクロウの方が表現や細部の工夫がある。

けれど似ている。

作者は同じか?

たぶんそう。

川の漂流物?

以前からここにあったと思う。

川の上流から流されてきたものと勝手に思っていた。

そしてさらに移動するともう1体。

フクロウ

さらに古いフクロウ

雰囲気、日に焼けた色加減、ヒビの入り具合からさらに古いように思われる。

顔の彫り物は5匹のフクロウ同様で酷似。

けれど首から下の装飾は何もない。

これが初代なのか?

けれど誰が彫ったのだろうか?

何のために?