ゴンズイって何?

海のナマズ、ゴンズイ

ゴンズイ

その姿はナマズによく似ている。

体色は焦げ茶色で白黄色の線が両体側に2本づつ入る。

目は小さめで口の周りに8本のヒゲがある。

大きさはナマズよりも小さく、25cmほどにしかならない。

ゴンズイは夜行性

活動はナマズと同じで夜行性、昼間の明るい時間帯は岩の下など暗い所に身を隠す。

暗くなるとエサのイソメや小型のエビ、カニなど小動物を捜し水底近くを泳ぎ回る。

堤防で夜釣りをしているときに釣れる。

子供のゴンズイは日中の明るい時間帯にも群れで移動する。

ゴンズイ玉

ゴンズイ玉

この群れはゴンズイ玉と呼ばれる。

捕食者から身を守るため子供のゴンズイはゴンズイ玉を作るが成魚になると単体で生活する。

ゴンズイ玉は群れを2つに分けても直ぐに1つの群れに合体する。

フェロモンの臭いでゴンズイ玉を形成する。

ダイバーがゴンズイでケガをすることはほとんどないが釣人や網でゴンズイを捕獲した人間がケガをすることがある。

ゴンズイの毒棘に刺される時

ゴンズイには毒がる

ゴンズイは恐ろしい魚ではない。

ゴンズイでケガをする人の多くはゴンズイに毒がることを知らない。

そして毒が何処にあり、刺されるのはどのような状態の時か知っていればケガは事前に防げる。

ゴンズイの毒がある部位

ゴンズイの身に毒は無い。

食べても美味しい魚だ。

ゴンズイの毒はヒレの棘にある。

毒棘は3本だけしかない。

背ビレの最初の1本目の棘、両胸ビレの最初の1本目の棘が毒棘。

ゴンズイの毒棘

通常、毒棘は見えない、そして解らない。

それはヒレを覆う皮で隠れているため。

興奮して暴れると皮を突き破って白い毒棘が見えるようになる。

ゴンズイの毒棘は触れるだけで危険

この毒棘は触るとヤスリのようにザラザラしている。

実は毒棘に刺さらなくてもこのザラザラ部分で皮膚を傷つけると毒が入り猛烈に痛む。

ゴンズイに刺される時

ゴンズイを釣り、糸を持ちゴンズイをぶら下げているときに魚が暴れると背ビレと胸ビレの毒棘が手や足に触れることがある。

接触部分の傷から毒が入り、痛みに苦しむ。

ゴンズイの毒棘を防止する

長靴を履いていればゴンズイを軽く踏むことで暴れる魚を阻止することができる。

またメゴチばさみやウツボばさみで魚をはさむのも良い方法。

釣り用のペンチで口をはさむ手もある。

何もなければ無理に針を外そうとせず、糸を切って魚を逃がす。

ゴンズイを食するために持ち帰るならば魚を暴れないように固定してから背ビレと胸ビレの第1本目の毒棘をハサミで切ってしまう。

3本の毒棘を取り除けば素手で触っても害はない。

取り除いた毒棘も危険なので注意して処理する。

死んだゴンズイでも毒棘の効果は持続するので3本の毒棘を取り除くことが好ましい。

ダイバーはゴンズイに刺されない

ダイビングではゴンズイによるケガはほとんどない。

これはダイバーが魚を捕まえたりしないからだ。

もしゴンズイを捕まえようとすれダイバーもゴンズイの毒棘に刺されてしまう。

ゴンズイの料理と刺された時は

ゴンズイの料理は

表面のヌメリを取り、内蔵を取り除き3枚におろす。

味噌汁の具、煮魚、焼き魚、天ぷら、蒲焼などが旨い。

ウツボ同様ゴンズイも一般の人には知らていない旨い魚。

ゴンズイ

ゴンズイの毒棘に刺されたら

もしゴンズイの毒棘に刺されたら、十秒後には強烈な痛みが襲ってくる。

けっして慌てず落ち着くこと。

強い痛みだが通常は死に至らしめることはない。

幹部を清潔にした後、熱いお湯と洗面器またはバケツを用意する。

この容器に火傷しない程度の熱い湯を入れ、患部を浸ける。

湯の温度が下がれば火傷しないように湯をたしていく。

この状態を30~60分続けると傷みが和らいでくる。

ゴンズイの毒はタンパク毒なので熱い温度に不安定で中和される。

ゴンズイの毒はアナフラキーショックの問題があるので2度目は刺されないように気をつける。

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