タマムシのように美しい虫

綺麗なハナアブのような虫

なんと綺麗な虫だろうか?

体中に宝石を散りばめたよう。

これは何?

それは干しているウエットスーツの上にとまっていた。

ミドリセイボウ

大きさは8mmほど、小さいのでついうっかり見過ごすところだった。

形はハエのようだが金バエとも違う、ハナアブにどちらかというと似ている。

今までこの虫を見たことがない。

タマムシのように美しい

この虫に気づいた瞬間、あまりの美しさに見惚れてしまった。

まるでヤマトタマムシのような色合い。

ヤマトタマムシの美しさを他に持つ虫がいたとは驚きだった。

見ればみるほど美しい。

警戒心も薄くあまり逃げようとはしない。

もしかして強さに自信があるのか?

もしかしてハチ?

これがハチなら毒針に刺されて痛い思いをする。

「綺麗な花には毒がある」、綺麗な虫に毒があっても不思議ではない。

用心して触ることはしない。

あれから数年経つがまだこの虫に再開することは出来ていない。

そして名前が解った。

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名前はセイボウ(青蜂)

ミドリセイボウ(緑青蜂)

セイボウ(青蜂)の仲間でミドリセイボウ(緑青蜂)という種類。

飛ぶ宝石、宝石蜂という異名もある。

やはりハチだった。

毒針がないセイボウ

あのとき触らなくて正解と思ったがセイボウには毒針がない。

もともとハチの毒針は卵管が進化したもので雌バチだけが毒針を持ち雄バチは毒針を持たない。

セイボウには毒針がないはずなのに触った人の中に刺された人もいるという。

毒は毒バチのようには強くないらしい。

セイボウの武器

毒針が無いセイボウが敵に襲われたらどのように敵と戦うのか。

敵に襲われた時にセイボウは争わない。

ただひたすら身体をかがめ丸くなり、敵があきらめるのを待つ。

背中の甲羅がとても固い。

この固い甲羅を盾として身を守る。

完全な自己防衛型。

セイボウは全国的にいる

セイボウの仲間は日本の本州、四国、九州、沖縄、八重山諸島、小笠原諸島まで広く分布している。

けれど今まで見たことがないのは小さいため気づかなかっただけなのか?

昔の昆虫図鑑には載っていなかったようにも思う。

大きさは1~2cmほどしかない小型の昆虫。

セイボウのエサ

やはりセイボウもハチの仲間、セイボウのエサは花の蜜。

カマキリのように他の虫を食べるようようなことはしない。

ところがこんな小さなセイボウの幼虫は肉食で他の虫を食べて育つ。

宝石のような綺麗さからは想像がつかない。

ミドリセイボウ

セイボウは寄生バチ

セイボウの産卵は鳥のカッコウに似ている。

鳥のカッコウが托卵といって他の小鳥の巣に卵を産みつけ小鳥がカッコウの卵を育てる。

セイボウは他のハチの巣に自分の卵を産みつけるので英語名はカッコウバチ( Cockoo wasps )、寄生バチの一種。

ミドリセイボウが寄生するハチは決まっている。

エサになるヤマトルリジガバチ

ヤマトルリジガバチに寄生する。

ヤマトルリジガバチは竹筒や他のハチが作った古巣、木の虫食い穴などを利用して巣をつくる。

子供を産卵する時にヤマトルリジガバチはジョロウグモのようなクモを毒針で捕まえる。

捕まったクモは毒のために死にはしないが弱り逃げられない。

ヤマトルリジガバチは捕えたクモを巣に運び、卵をクモに産みつけ巣の入口に泥で蓋をする。

孵化した幼虫は生きているクモを食べなら育ち成長する。

ミドリセイボウはヤマトルリジガバチの幼虫に寄生

ミドリセイボウはこのヤマトルリジガバチの巣に穴を開けて卵を産みつける。

そしてヤマトルリジガバチの幼虫を食べながら育ちサナギになる。

サナギから羽化したときに美しい宝石を纏うミドリセイボウになり蜜を吸うために野山の花を飛び回る。

ヤマトルリジガバチもクモに寄生する。

さらにそのヤマトルリジガバチに寄生するのがミドリセイボウという弱肉強食の世界がここにも存在する。

セイボウを今年は見つけてみたい

これから夏に向けては花の群生地に行けばセイボウが見つかるかもしれない。

夏の終わりには穴の開いた竹筒やジガバチの古巣、木の虫食い穴などの近くにセイボウが見つかるかもしれない。

宝石のような輝きを持つセイボウの姿を再びカメラに収めたい。

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