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なぜラーメンを食べると鼻水は出るのか?

ラーメンが食べたい

発作のように食べたくなる

時おりどうしても食べたくなる。

そしてそのことを考えるともう止まらない。

寒い北風が吹こうと、雨が降ろうと、その味を求めて歩を進める。

自分の体に聞く

今日はどこの店へ行きたいのか?

どのラーメンの味が食べたいのか?

自分の体に聞いてみる。

そうすると五臓六腑が欲する味とイメージが浮かぶ。

本能の赴くままに店の扉を開き席に着く。

そして注文したものは味噌ラーメン。

ラーメン

家では作れない味

この店のスープはガーリックの香りがする味噌風味。

いくつかの特別な味噌を合わせ、豚肉の香り、その他の素材は解らない。

家庭で作る味噌汁ではとてもこの味に近づくことは出来ない。

熱い湯気と香ばしいニオイが鼻をくすぐる。

などと想いながらレンゲをとり、まずは一口スープを口に流し込む。

そう、これなんだよね。

とても自分では作れないんだよ。

だから、わざわざ車を走らせてやってきたんだ。

時々食べたくなるのは麻薬患者のよう。

ラーメンを食べると鼻水がでる?

訳の分からぬ鼻水

次に鼻から一滴の涙が流れ始める。

いやこれは鼻水

スープに入らぬように素早くナプキンで拭う。

別に風邪をひいたわけじゃない、インフルエンザにもかかっていない、新型コロナウイルスの感染もしていない。

もちろん悲しい訳でもない、感動極まる涙でもない。

麺をすする度に

その後も麺をすする度に鼻から流れ出る物が止まらない。

左手にレンゲを持ち、はしを右手に持ち、味噌ラーメンと真剣に格闘しているのだが鼻水が邪魔をする。

ティッシュ

途中でレンゲを置いてはナプキンに持ち換える。

なんでこんなに鼻水が出るのか?

そういえば昔からラーメンを食べるたんびに鼻水が出る。

寒い冬だからか?

暖かい店内に入ったから鼻水が出るのか?

夏でもラーメン食べれば出る鼻水

影響は少しはありそうだが考えてみれば夏にラーメンを食べても鼻水は出る。

暑い夏の日、クーラーの効いたヒンヤリした店内に入る涼しさは心地良さに変わる。

けれどこの時に鼻水は出ない。

やはり、ラーメンが運ばれて熱い湯気と香りに包まれ、麺をすすり始めると鼻水が出始める。

めしを食べる時には箸が必要、そしてラーメンを食べるには箸とレンゲとティッシュが必要だ。

ティッシュはラーメンの必需品。

鼻は鼻水で異物を流す

鼻水は涙と同じ

目にゴミが入れば痛みと同時に涙が出る。

涙は目に入った異物を洗い流そうと出てくる体液。

鼻水も異物が鼻の中に入れば洗い流そうと鼻水が出る。

ラーメンを食べる時に熱い湯気が鼻孔を刺激する。

またスープに入っている香辛料が鼻孔を刺激するため鼻水が出るのは止められない。

鼻水の役目

一般に鼻水は花粉が鼻孔に入ったり、アレルギー物質やウイルスが鼻孔に入ると洗い流そうと鼻水が出てくる。

鼻水は温度を下げる

鼻は空気を吸う入口。

空気の温度と体温が違う場合は出来るだけ体温に空気の温度を近づけようとする。

ラーメンの熱い湯気を冷ますため、鼻水が活躍する。

鼻水を出すことで熱い湯気の温度下げる。

ラーメン

まとめ

ラーメンを食べれば鼻水が出る?

熱いラーメンを食べれば鼻水が出る。

麺をすすっている間、鼻水は出続ける。

夏でも熱いラーメンを食べれば鼻水が出る。

鼻は鼻水で異物を流す

鼻水は涙と同じ、鼻孔に入る異物を流す。

ラーメンの熱い湯気、香辛料が刺激になって鼻水が出る。

熱い空気の温度を鼻水は下げる。

でも時々麻薬患者のように無性に食べたくなるのはなぜだろう。