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秋はエサ不足で気がたっているスズメバチに気をつけよう

スズメバチ被害

ついに木枯らし

台風22号が去って秋晴れ。

それにしても風が強い。

ニュースでは木枯らし1号と言っている。

西高東低の冬型の気圧配置になった。

天気が良い所為か昼間は北北西の風なのに暖かい。

けれど夜には気温が10℃ぐらいに下がる。

冬の入り口。

スズメバチが飛ぶ

今朝、スズメバチが飛ぶのを見た。

まだいた。

大型のオオスズメバチ

暖かいのでエサを捜しているのか?

今年のスズメバチの被害

9月中旬、愛知県で車イスに乗った老女が50分間スズメバチの大群に刺され続けて死亡。

9月末、岩手県で園児14人がスズメバチに刺され救急搬送。

10月初旬、山梨で子供10人がスズメバチに刺される。

10月中旬、長野県で成人11人がスズメバチに襲われた。

まだこれ以外にもスズメバチの被害が多くある。

毎年20人前後の人がスズメバチに刺されて亡くなっている。

スズメバチの行動

気が立つスズメバチ

さらにこれからの時期も危ない。

気温の低下と共にスズメバチのエサになる昆虫が減る。

それに対し巣は巨大化。

エサを必要な幼虫が増え狩人スズメバチの気がっ立っている。

巣に近づこうものなら大変。

多くの狩人スズメバチに刺されることになる。

1匹に刺されれば警報フェロモンが出され、何十、何百というスズメバチが狂乱状態で襲う。

スズメバチの性格はコチラ ⇒ クリック

スズメバチの警戒行動

巣に外敵が近づくと、スズメバチは警戒行動をとる。

  • 相手のまわりをしつこく飛ぶ。
  • 相手に狙いをつけて、空中で停止する。
  • アゴを噛み「カチカチ」という音をたてる。(実際は小さいので聞こえない。)

スズメバチへの対応

対処はこのように

スズメバチ警戒行動のときは背を低く屈み、動かない。

通り過ぎるのを待つ。

反射的にやってしまいそうだが手で払うのはスズメバチの気を荒げ、警戒心をあおる。

動くものを狙うので目立たたないように動かない。

スズメバチが去ったらその場を低姿勢のまま今来た方へ立ち去る。

ただし、刺されないという保証はない。

知っておくと得する注意点

黒いものを狙うと言われるがスズメバチは色盲、白黒で判断する。

黒以外にも濃い色は注意、衣類を白系の明るい色にした方がスズメバチからは目立たない。

ゆえに白い帽子は黒髪を隠すのに効果的。

殺虫スプレーも効果的。

防虫スプレーは効果無し。

化粧用の香水やヘアーケア剤にはスズメバチの警報フェロモンと同じ物質が含まれていることがあり危険。

野山に入る時やスズメバチの多いい場所での使用は避ける。

雨が当たらない暖かい場所では12月頃まで巣作りをする場合があるので注意。

無差別に襲わない

基本的にスズメバチは巣から離れている人間を襲うことは無い。

ハチは無差別に人を襲わない。

飛んでるハチを手で払ったり、巣に知らずに近づいた場合に刺される。