フルーティーで汚れないアミ
オキアミ
売れてるアミ姫と言ってもゲームソフトのこといでない。
網でもない。
アミエビ(正式名:ツノナシオキアミ)のことだ。
釣りで使うエサ
フルーティーな香りで汚れない釣りエサとして「アミ姫」が大ヒット。
生産が追いつかない状況だという。
アミエサは堤防や船釣りでイワシ、アジ、サバ、メジナ、イサキなどのプランクトンイーターの魚を釣る時に集魚用のコマセエサとして使われる。
このアミエサは通常冷凍されており解凍して使用する。
解凍して温まると数時間で色が黒くなり腐り始める。
臭いもアミ独特の強い臭いがする。
腐敗するとさらに臭いが倍増。
素手で触ると肌に炎症を起こす人もいる。
コマセ釣り
アミコマセはコマセカゴというザル状のカゴに入れて使用。
水中で振るとザルの間からアミコマセがこぼれて魚を寄せる。
コマセカゴの下には擬餌針を仕掛けておく。
寄ってきた魚がアミと間違えて擬餌針を銜えるという釣り方。
マルキューの女性12名
女性でも手軽の釣りが楽しめるようにと「アミ姫」を開発したのは埼玉県桶川市にあるマルキュー。
マルキューは釣り用の配合エサを手掛ける有名なメーカーだ。
このたびはマルキユーの女性プロジェクトチーム12名が1年かけて海釣り用配合エサ「アミ姫」を開発した。
実釣体験のおりにアミコマセの臭いに閉口。
女性や子供でも使い易いようにするために調査をする。
女性に人気のコマセエサ
アミ姫
フルーティーな香りになるように試行錯誤を繰り返した。
魚のエサとしてエビの形を出来るだけ残すように工夫。
手を汚さないようですむようにマヨネーズのようなチューブに入れた。
常温使用で解凍する必要が無く、保存性も良い。
ネーミングやパッケージにもこだわった。
ついに販売
今年4月に発売開始。
ネットや口コミで話題になり注文が殺到。
実際の売上は目標の3倍を超えている。