V字谷で宝石に

V字谷まで戻るとさっきよりは若干潮の流れが入っている。

水路の水底には魚は少ない。

今日もヒゲダイ

ヒゲダイのドヤ顔

大根の中断に上るとヒゲダイが数匹窪みで休んでいる。

側に寄っても逃げようとはしない。

表に出て流れに逆らうと疲れるし、やや暗いこの窪みが好きらしい。

大きさは60cmぐらいある。

黒い魚体に受け口顔。

あごの下にはこの魚の名前の由来、サボテンのようなヒゲがある。

味蕾があってエサを捜すのに役に立つ。

ヒゲダイについては。

「ダイビングレポート、西川名はヒゲダイ 55」で紹介。

キンギョハナダイが舞う

そして中層には数えきれないほどのキンギョハナダイの群れ。

前も、左も、後ろも。

流れに逆らうのに一所懸命にヒレを振る。

泳ぐオレンジ色の宝石。

なん千もの宝石が流れに押し付けられるように近寄る、近寄っては離れ、離れては近寄る。

泳ぐ宝石に巻かれて最後の時を遊ぶ。

浮上

ラインに沿って浮上

アンカーに戻り浮上ライン沿いに浮上。

流されずに浮上するには浮上ラインは欠かせない。

ラインに摑まりダイブコンピューターの浮上速度計を確認しながらゆっくり浮上。

もっと水底にいたいが空気残圧が心許無い。

体も冷える。

安全停止は鯉のぼり

深度5mで安全のために3分間止まる。

体に溶け込んだ余分な窒素を少しでも体外へ排出する。

流れに体が振られる。

ラインを掴んだこの時の姿は、まるで鯉のぼり。

安全停止終了後、浮上ラインを離さずゆっくり浮上。

水面ではタグライン

水面に着いたらすぐにタグラインを手繰る。

西川名ではエキジットの際もタグラインを離してはいけない。

タグラインを手繰っていけばエキジットラダーに辿り着ける。

もちろんレギュレターも咥えたまま。

フイッシュボーンラダー

ラダーはフィンを履いたまま船上に上がれるように設計されたフイッシュボーンタイプ。

真ん中に支柱があり、魚の骨の様な形に足掛けが左右に張り出している。

外股でラダーを登ることができる。

ボートに上がると青い海の上、沖を沢山のカモメが南へ移動していた。