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恐怖のピンポン玉スノーケル

ピンポン玉スノーケルはこんな形

ピンポン玉スノーケル

話だけでは良くわからない。

ピンポン玉スノーケルのイラストを描いてみた。

ピンポン玉スノーケル
ピンポン玉スノーケル

確かこんな形だった。

スノーケルの先端が逆向きになっていて、そこに小さなカゴが付いている。

かごの中にはピンポン玉が入っている。

カゴの中のピンポン玉は外に出ない。

動作

水中に潜るとピンポン玉が浮く。

スノーケル先端の管の入り口を塞ぎ、水が入らないように蓋をする。

水面に戻るとピンポン玉がカゴの中に落ち、呼吸ができるようにようになる。

実際は水が入る

でも実際はそんなにうまくいかない。

水中に潜るとピンポン玉は浮きスノーケル先端を塞ぐ。

のはずだが必ずではない。

ずれて水が入る。

息が出来ない

また、水面に上がっておもいきり息を吸うとピンポン玉は筒に吸引されてしまう。

そして見事筒の入り口を塞ぐ。

息を吸うことが出来ない。

役にたたないピンポン玉スノーケル

結局はスノーケルを外し、直接口で息を吸う結果になる。

まるっきり役にたたない。

スノーケルを使う方が苦しい。

恐怖のピンポン玉スノーケル

使ってはいけないスノーケル

私が持っていたピンポン玉スノーケルはさらに凄い。

以下のようなデザイン。

ピンポン玉スノーケル

スノーケルの先端は上を向いた状態でカゴが付く。

カゴの中には同じようにピンポン玉が入っている。

特徴

このスノーケルの特徴は水中に潜るとピンポン玉が浮いて水が入いる。

水面に戻るとピンポン玉が落ちてスノーケルの先端を塞ぐ。

つまり水中に潜れば水が入り、水面に浮けば息が吸えない、恐怖のピンポン玉スノーケル。

なんでこんなスノーケルが商品になったのか?

不思議でしょうがない。

最初このピンポン玉スーケルを手にし、子供心にカッコ良いと思った。

何か特別なものがついている。

しかし実際に使うと呼吸が出来ない恐怖のピンポン玉スノーケル。

なんども溺れそうになった。

改良

その後、恐怖のピンポン玉スノーケルを見つめしばらく考えた。

カゴとピンポン玉があるから息が出来ない、ならばそれを外せばよい。

恐怖のピンポン玉スノーケルはただのスノーケルに変身。

これで息が出来ると納得。

母の言葉

それを見ていた母親は

「なんで買ってやったものを大事にしない!あんたにはもう何も買ってやらない!!」

と怒られた。

その3日後、朝刊にピンポン玉スーケルでの事故が載った。

ピンポン玉スーケルが原因で死人が出た。

それは1人だけではない。

危ないのでピンポン玉を外すように勧めてあった。

その後、犠牲者が一人増える前にピンポン玉を外すことが許された。

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