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マスクはなぜ曇る
新品のダイビングマスクは曇り止め剤をしようしても曇ります。
新品のダイビングマスクは実際の装着の前に準備しなければいけない事があるのをご存知ですか?
マスクのオイル落しが必要
新品のマスクはオイル落しをしなければ雲り止め剤を使用しても雲ってしまいます。
マスクの製造工程の関係でシリコンオイルがレンズとシリコンゴムに付いています。
このシリコンオイルを落とせば雲り止め効果が得られます。
しかしマスクによっては通常のオイル落しでは雲り止め効果が得られないマスクもあります。
頑固な曇り
これはシリコンゴムから長時間シリコンガスが出て初回だけのオイル落しだけではオイルが除去出来ないためです。
一般的なオイル落し
私はバスジフを使用しています。
他には歯磨き粉や中性洗剤、メラミンスポンジでもOKです。
マスクレンズの内側全体を上記の溶剤などで根気よく擦って下さい。
短くて1分、長くて10分、マスクによって違います。
確認の仕方
効果的にオイルが落ちたかどうかの判断は水で良く洗った後、濡れた状態のままマスクを顔に当てて鼻から息を10回マスク内に吐いてください。
オイルが落ちていれば曇りません。
オイルが落ちていなければその部分が曇ります。
曇っている場所があればその場所を同じようにオイル落しをして下さい。
曇りの強いマスク
曇りが強いマスクはレンズだけでなくシリコンゴムにもオイルが付いているのでマスク全体を洗ってオイルを落として下さい。
手にもオイルが付いているので手のオイルも洗い流して下さい。
ファンデーションや日焼け止め
曇らなかったマスクでもファンデーションや日焼け止めがレンズの内側に付いてしまうことにより、途中から曇るときがあります。
器材洗い場の水にカメラのシリコンオイルが入ってしまっているような時も気が付かないうちに曇るようになります。
曇り止めは最初だけでなく適宜に雲り止めする必要があります。
アンチフォグシートをマスクレンズの内側に貼ると曇らないので便利です。
頑固な曇りマスク
シリコンガスが出続けるマスク
厄介なのはこのタイプのマスクです。
ガス抜きが必要
何回オイル落しをしても、マスク全体を洗っても曇ってしまうマスクはガス抜きする時間が必要です。
ビニール袋や容器から出して日陰に置いて外気に長時間触れさせてガス抜きをします。
直射日光に当てておくと色が変色してしまいますので気をつけてください。
最後の手段は湯
これは自己責任でしてください。
お湯を使う方法です。
どうしても曇るマスクは80℃以下のお湯で煮てガスを抜く方法があります。
湯温が高いとマスクが変形してダメになってしまいますので注意が必要です。
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