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与那国島の謎の海底遺跡でダイビング

アッパーテラスとカメのモニュメント

アッパーテラス

先に進むと深度は浅くなり、アッパーテラスと言われるフラットな場所に出る。

フラットな場所は高さが三段ぐらいに分かれていて楽に行き来ができそう。

この場所で大昔、星を見ていたのか?

ここの岩の角も全て直角にカットされている。

ニザダイなどの魚たちがフラットな岩の表面に付着する藻を美味そうに食んでいる。

うねりに体を任せながらユラユラ浅場に移動する。

側溝

フラットなテラスの一部に明らかに側溝と思える溝がある。

深さも幅もどぶとして十分役に立ちそう。

この海底遺跡がまだ陸上にあった時はこの側溝の中を水が流れていたのか。

それは大雨が降った時か?

料理をした時か?

こんな高い場所にあるテラスでわざわざ料理を作ったとも思えないが・・・

祈祷をした時か?

祭壇をここに祀ったなら見事だったろう。

溝が必要な理由は何か。

この宮殿の上部にはそんなに水が有ったか?

雨が沢山降ったのか?

それとも違った何かか?

想像するだけでもワクワクしてくる遠い古の物語。

拝所(うがんじゅ)

与那国遺跡05

さらに進むと少しだけ深くなっていく。

そして大きな窪みがある。

大きな窪みの奥は丸く行き止まり。

ここはお祈りをした拝場だと言われる。

何に向かって拝んでいたのか。

天の神か?

大地の神か?

海の神か?

太陽の神か?

闇の神か?

雨が降ったらこの窪みに水が溜まりそう。

カメのモニュメント

窪みを後ろへ下がると三角形に削られた岩が現れる。

カメのモニュメントと言われる。

三角形がちょうどカメの頭になる。

こんな上手な三角形が自然に出来るのか?

やはり人工的に作られたとしか言いようがない。

もし自然に出来たのなら?

どのようにして作られたのか教えて欲しい。

与那国遺跡06

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