クマノミは生きている

水温14℃

水温14℃に下がっても神奈川県小田原市江之浦海岸のクマノミはまだ生きている。

クマノミの仲間でもあるミツボシクロスズメダイはあれほど沢山いたのに1匹も見当たらない。

水温16℃を下まわり、消化酵素が働かず生きていけなかったのだろう。

寒さに耐える

若干寒さに強いクマノミだけが生き残った。

温かい時期のようにイソギンチャクから出てエサを捜しに中層を泳ぐことはない。

ひたすらイソギンチャクの中で寒さに耐えている感じ。

サンゴイソギンチャクも今一つ元気がない、ややしおれている。

クマノミの顔にのる触手はカツラのようでもあり笑いを誘う。

昨年はクマノミも寒さに耐えられず1匹も生き残れなかった。

今年はなんとか越冬して欲しいと望む。

これから3月20日頃まで水温はまだ下がる可能性がある。

そうしたらこの子達も生き残れるかどうかわからない。

体力勝負

昨年、稚魚でこの江之浦に流れ着き今や立派な成魚に育った。

4月中旬まで我慢できれば水温は16℃に上がり、5月には18℃と徐々に海水温は上がってくる。

そうすればエサも豊富に食べ、また元気な姿になれる。

黒潮接近中

現在水温20℃の黒潮は八丈島から三宅島まで北上している。

神津島近辺は水温18℃に上がっている。

早く上がって来いこい暖かい黒潮。

イソギンチャクの中で頑張っているのはクマノミだけではない。

カザリイソギンチャクエビも生きている

体はスケルトン

体が透明でついつい見逃してしまうカザリイソギンチャクエビも14℃の水温に耐えている。

本体はスケルトン、足には白と赤黒い点があり、目と目の間が白い線でつながっている。

サンゴイソギンチャクの中を年中動き回っているので写真を撮るのも大変。

肉眼では白い線はハッキリ見えるが足にある点はわかり難い。

捜すときは

ちょっと見ただけでは気がつかないことが多く、サンゴイソギンチャクを見つけたら腰を落ち着けて捜す。

イソギンチャクの中を丁寧にゆっくり覗き込む。

カザリイソギンチャクエビがいれば白い線を見つけられるはずだ。

拡大して見ると愛嬌のある顔をしている。