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マッコウクジラを見分けるポイントは？

クジラは何？

友人夫婦が遊びにきた。

話題の中でバリ島のダイビングガイドのSriがクジラを見たときの動画をフェイスブックにあげているというので早速見た。

揺れるボートの上から潮を吹くクジラが移っている。

バリのムンジャンガン島周辺でクジラに遭遇。

背景の島はジャワ島の山々。

水面上を黒い長い生物が右へ移動しているのがわかる。

かなり大きい。

イルカではなくあきらかにクジラ。

突起のように見えるのは背びれ、厚みがありイルカの背びれのように半月状で反りかえっていない。

どちらかというと富士山のように両側に末広がりの形。

背びれがあることでセミクジラの仲間ではない。

背びれが無いので背美クジラ（セミクジラ）と呼ばれている。

ゴンドウやオキゴンドウのように小型のクジラでもない。

シャチの背びれでもない。

ナガスクジラ、シロガナスクジラ、ザトウクジラ、ミンククジラ、イワシクジラ、ツチクジラなどどれも背びれの形はイルカのように反りかえる。

富士山のように両側に末広がりの形をしていない。

コククジラは小さい背びれが両側に末広がりの形をしている。

けれども英語でグレイホエールと言われるように体色が灰色をしていて、実際に見ると白っぽいクジラに見える。

マッコウクジラの背びれも両側に末広がりの形。

背びれからするとコククジラかマッコウクジラと考えられる。

マッコウクジラの最大の特徴は他のクジラと大きく違い、口先が尖っていない。

口より先が丸太を切断したような直方体。

そのため呼吸孔の穴が頭の真上でなく、頭の先端で直方体の角近くにある。

呼吸をするとき通常のクジラは真上に高く潮を吹く。

けれどマッコウクジラはこの特別な呼吸孔の位置から進行方向斜め前に向かって潮を吹く。

動画ではわかりずらいところもあるが斜めに潮を吹いている。

ということでマッコウクジラで確定。