クロマグロが過去最高3億3360万円

大間のクロマグロ278kg

2019年1月5日豊洲市場初競り、クロマグロが過去最高値で競り落とされた。

このクロマグロは昨日1月4日青森県大間のマグロ一本釣り漁船「第28光明丸」が津軽海峡で午前4時20分ごろ釣り上げた。

釣り上げたクロマグロは血抜きと神経締めがほどこされ、エラと内臓が除去されたとあと氷で冷やされ大間港で水揚げされた。

フォークリフトで吊り上げら検量すると重さは278kg、氷で包み丁寧に梱包されて急ぎ豊洲市場へ送られた。

初競り過去最高値

豊洲の初競りは1月5日午前5時10分に始まり大間の生クロマグロ278kgは1本3億3360万円の過去最高値で競り落とされた。

ご祝儀相場といえ凄い!

1kgあたり120万円のクロマグロとなった。

実質、頭と骨、皮、ヒレを削除すると1キロ単価はさらに高くなる。

競り落としはすしざんまい喜代村

競り落としたのは毎年のように初競りクロマグロを競り落としているすしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村の木村清社長だ。

いくら宣伝効果といってもちょっとやりすぎ?のよう。

すしざんまいの木村清社長は2013年にも1本1億5540万円で競り落とし、1億円超えで大きく話題に上った。

けれど今年は3億3360万円、とても信じられない値段だ。

過去10年間の初競りクロマグロの値

ところで今までの初競りクロマグロの最高値はいくらだったのだろうか?

過去10年間の初競りクロマグロの大きさと価格を比べてみた。

2008年

青森県大間産の生クロマグロ276kg、1本607万円(1kgあたり2万2000円)。

2009年

青森県大間産の生クロマグロ128kg、1本963万円(1kgあたり7万5000円)。

2010年

青森県大間産の生クロマグロ232kg、1本1628万円(1kgあたり7万円)。
競り落としたのは仲卸業者の「やま幸」で、銀座すし店「久兵衛」と香港のすしチェーン店が共同購入した。

2011年

北海道戸井産の生クロマグロ342kg、1本3249万円(1kgあたり9万5000円)
銀座すし店「久兵衛」と香港のすしチェーン店が共同購入。

2012年

青森県大間産の生クロマグロ269kg、1本5649万円(1kgあたり21万円)。
落札したのはすしチェーン「すしざんまい」喜代村。

2013年

青森県大間産の生クロマグロ222kg、1本1億5540万円(1kgあたり25万円)。
落札したのはすしチェーン「すしざんまい」喜代村。

2014年

青森県大間産の生クロマグロ230kg、1本736万円(1kgあたり3万2000円)。
落札したのはすしチェーン「すしざんまい」喜代村。

2015年

青森県大間産の生クロマグロ180kg、1本451万円(1kgあたり2万5000円)。
落札したのはすしチェーン「すしざんまい」喜代村。

2016年

青森県大間産の生クロマグロ200kg、1本1400万円(1kgあたり7万円)。
落札したのはすしチェーン「すしざんまい」喜代村。

2017年

青森県大間産の生クロマグロ212kg、1本7420万円(1kgあたり35万円)。
落札したのはすしチェーン「すしざんまい」喜代村。

2018年

青森県大間産の生クロマグロ405kg、1本3645万円(1kgあたり9万円)。
落札したのは仲卸業者「やま幸」。

2019年

青森県大間産の生クロマグロ278kg、1本3億3360万円(1kgあたり120万円)。
落札したのはすしチェーン「すしざんまい」喜代村。

10年間中7回はすしざんまい喜代村が競り落としている。

漁師にはいくら入る?

4ケ所がそれそれ徴収

3億3360万円のうち漁師の手元にはいくらはいるのか?

釣り上げた第28光明丸の藤枝船長が3億3360万円全額もらえるわけでなはない。

豊洲市場、大間漁協、青森県漁連へ手数料がかかり、残りに大間の地方所得税がかかる。

豊洲市場、大間漁協、青森県漁連の3件で11%、それを売り上げから引いた残金が漁師の貰い分でさらに地方所得税が約4割、残りが漁師の純粋な手取り分となる。

具体的には

5.5%は豊洲市場に(1834万8000円)、やはり市場は儲かる。

4.0%は大間漁協に(1334万4000円)、漁協も嬉しい。

1.5%は青森県漁連に(500万4000円)。

残りが89%漁師(2億9690万4000円)になる。

けれど大間の地方所得税約4割(1億1876万1600円)を納める必要がある、税金は高い。

最終的な漁師の手取りは1億7814万2400円となる。

大きなご祝儀だ。