アミタイツを履くマツカサウオ

今日も水温24℃

いまだに水温24℃ある江之浦、透明度も10m以上。

南から流れてきた魚達もまだまだ元気に泳いでいる。

最近中岩の下の窪みにはマツカサウオが居着いて皆を楽しませている。

なんとも奇妙な魚だ。

全身鎧

全身ゴツゴツして鎧を纏っているように硬い。

それだけでなくトゲトゲして、背ビレも腹ビレも棘状。

死んで乾燥したものは生きている状態とあまり形が変わらない。

アミタイツ

黄色の体に黒のアミタイツを履いているような姿、顔はガイコツ、黄金バットを想い出させる。

ややスケルトン、顎の下は黒一色。

このマツカサウオを捕食するような魚はいるのだろうか?

食べても硬すぎる。

口の中でヒレを立てられたら棘で穴が開く、舌と上顎に刺さりそうだ。

銜えた瞬間にオエッ!と吐き出すことになる。

マツカサウオの罠

こんな体型のため早く泳ぐことは出来ない。

エサを追いかけ回すのも苦手、なのでマツカサウオは特別な方法でエサを捕るため夜行性だ。

昼間は敵に襲われないように岩の下の暗い所に隠れている。

夜に餌を求めて徘徊する。

顎の下に発光器がある。

正確に言うと発光バクテリアを飼っていて光を発したり、遮断することができる。

その光に寄ってきた小魚などを捕食する。

食べると美味?

マツカサウオは大きくなっても15cmぐらいにしかならない。

実はこのマツカサウオ、食べると美味しいという。

私は食べたことはないが食べた人の話ではベタ褒めだ。

まずはハサミで

包丁で捌くのではなく外側の硬い鎧をハサミで切る。

背中側の背ビレの付け根を切ると鎧を脱ぐように、簡単に外せるようだ。

鎧を外すと不思議と中には白身の肉がしっかりついている。

それからは普通の魚を料理するように3枚におろす。

刺身、焼き物、etc

刺身でも、焼き物でもなんでもいけるらしい。

マツカサウオはそんなに数が捕れる魚でもないので偶然、網に入ったものが水揚げされる。

大きくもなく、滅多に捕れないマツカサウオ一匹を大事に食べる。

個人的にはやはり食べるのではなく水中で自然のままを見ていたい。