Contents

ハナタツカップル今日も会えず

海況悪そう

北北東の風7メートル

朝、江之浦は波がややあり、オープンするか検討中と表示されていた。

水面は波でパシャついているが水中は問題ないらしい。

現地風情報を確認すると北北東の風7メートル、今日の目的地神奈川県小田原市の江之浦海岸では正面からまともに風波が吹きつける角度。

あきらめ気分だったが海況検討中ということはダイビングできる可能性が出てきた。

事故渋滞に巻き込まれ予定より1時間遅く江之浦へ到着。

風向きが違う

風向きは北西、左から右へ吹く風なので波が直接当たっている訳ではない。

問題なくダイビングできる状態。

朝6時頃はもっと波があった。

それから風向きが少し変わりおとなしくなってきたという。

風予報だけでは海況は解らない。

やはり現場でその状況を確認しないと判断できない。

Go Dive !

ドライスーツ

準備をして早速潜って見る。

気温が下がってきたので今日からドライスーツ。

今年は7月中旬水温が23℃になったのでドライスーツからウエットスーツに換えていた。

3ヵ月だけのウエットスーツシーズンは終わり。

まだ水温は24℃もあるのでウエットスーツでも潜れるが帰りの運転に支障がないよう、疲れにくいドライスーツを選ぶ。

関東近辺ではドライスーツの方が圧倒的に使用期間が長い。

透明度よし

水中に潜ると透明度が良い。

12メートル以上は見える。

水温が暖かくて透明度が良ければ最高!

陸上の気温が高ければ真夏と変わらない。

ハナタツカップル

新聞に載る

今日のひとつの目的はカップルのハナタツ。

みんなの経済新聞ネットワークにも載っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00000060-minkei-l14.view-000

ハナタツ紹介

ハナタツとはタツノオトシゴの仲間。

関東近辺にいるタツノオトシゴは、ほとんどこのハナタツ。

体にゴミのような皮弁が沢山ある。

疑色擬態の皮弁は皮膚の一部。

海藻の中にいるとほとんど同体化して解らない。

そのハナタツが10日ほど前からカップルで同じ所にいる。。

同じ場所

深度6メートル。

とっても近い場所、洗濯バサミの目印まで置いてある。

石の上に紅藻のキントキがついている。

このキントキに尾を絡めてハナタツカップルが生息。

そう思って捜すが見つからない。

近い物、小さいものが見えなくなった目を酷使する。

ハンドライトのスイッチを入れ明るく照らす。

さらに左右角度を変えて見方を変える。

次に隣の岩、さらにその隣、4m四方の周囲を捜索。

けれど見つからない。

昼間は何処かに隠れてしまうのか?

先に来たダイバーに驚いて逃げたか?

けれど明日の朝にはまた同じ場所に戻ってくる。

ハナタツカップルはハズレ。

でもイシダイの大介は今日も最初から最後まで一緒に付き添ってくれた。