海は10月でも夏

陸は涼しく海は暖かい

秋の海は暖かく透明度も良い、南に棲んでいたいた魚達も流れに乗ってやってくる。

秋晴れであればなお気持ち良い。

台風さえ来なければ海外へ行く必要もないぐらい良い海だ。

先週の台風25号のあとに熱帯低気圧のできる雰囲気はまだない。

多くの人は8月が終わった瞬間に夏が終わったように感じているが実はいまだ水温24℃もあり透明度は12~15mほどに上がっている。

10月の初旬から中旬にかけて今年はまだ夏の水温、7月の海よりも暖かく、8月と水温が同じだ。

一般にこのことが知られるようになれば海で遊ぶ人も増えるだろう。

ダイビング後は旨い飯

そしてダイビングを終わった後には旨い飯がかかせない。

せっかく海まで出かけたのだから肉は遠慮して新鮮な魚が食べたい。

いつもなら刺身だがこの日は違った。

3本続けて潜ったので腹が減りすぎた。

刺身では少し物足りぬ、ガツっという感じで楽しみたい。

そして頼んだものがこれだ。

フライ3点盛

フライ3点盛、イワシのつみれ汁、マグロ(ハチノス)の角煮、ガリ、ごはん大盛り。

フライ3点盛の正体は地元で獲れた金アジ(地付きの金色に輝くマアジ)、マグロ(メバチマグロ)、ネイラカマスの3種類。

ボリューミーな3種類のフライは揚げたてアツアツで皿に載ってやってきた。

そのまま口に入れれば口の中が火傷で爛れてしまう。

金アジフライ

しばし時を待ってから金アジフライから齧り付いた。

衣はサクサク、アジはとても柔らかい、臭みなどはまったくない。

獲りたての新鮮なアジだからできる味だ。

実は刺身に少し心残りがあったのだがそれを忘れた。

小骨も綺麗に取ってあるようで骨が舌にあたることもない。

良い仕事してますな~。

マグロフライ

続けて齧り付いたのはマグロフライ。

同じく衣はサクサク、アジに比べれば身が厚いので歯ごたえがある。

かといって固い訳ではない、十分柔らかい。

マグロのフライとはなんと贅沢なふるまい。

また食べたくなるじゃないか。

ネイラカマスフライ

そしてとりを取ったのがネイラカマスフライ。

私はカマスは知っているがネイラカマスという魚を知らない。

目の前にあるネイラカマスフライはアジフライよりも大きく、やや長い。

口の中に入れる。

サクサクの衣の中に柔らかい身が隠れていた。

その味はアジフライと同じく柔らかく旨い。

アジフライと言われれば信じて食べてしまう。

3種類のフライはそれぞれに味覚を堪能させて遅い昼食を飾ってくれた。

量も十分満足、腹も納得だ。

ネイラとは?

ところでネイラカマスとはなんだ?どんな魚だ?

ネイラカマスとはアカカマスのことだった。

神奈川県の小田原周辺では良く獲れる人気の魚だ。

脂ものり、味も良く30cmを超す大きさに育つ。

西湘の大磯の沖に「ねいらん深み」と呼ばれる魚が良く獲れる漁場があり、そこで獲れたアカマスを漁場の名前を付けてネイラカマスと読んでいた。

アカカマスの方言だった。

他にもアブラカマスやホンカマスという呼び名もある。