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連日猛暑!やはり海に潜る涼は最高!

今日も猛暑

熊谷で41.1℃

またまた猛暑連続。

昨日には埼玉県の熊谷で41.1℃の観測史上最高温度を観測。

この一週間で熱中症で病院に搬送された人は2万2千647人。

このうち65人が亡くなった。

搬送された地域で多いのは東京都で最多1979人、愛知県1954人、大阪府1779人、埼玉県1617人。

各自で冷やそう

気温が高すぎるので各自で頭を濡らしたり、水を浴びたり、水分を補給したり、体温を上げない工夫をすることが必要。

川でも海でも入って体温をさげる。

足だけでも水に浸けていると気持ちが良い。

もちろん全身濡らせればなおよい。

水道水でも構わない。

適宜、体を濡らして涼をとって欲しい。

潜って涼をとる

福浦

そして今回涼みに行ったのは神奈川県足柄郡福浦海岸。

真鶴半島付け根の西側。

対面には湯河原、伊豆山、熱海、伊豆半島が見える。

沖には初島も浮かぶ。

この海には天然記念物のサンゴイソギンチャクの群生地がある。

陸上にいると直ぐに汗ばむ。

暑いから直ぐにダイビング

早速タンクにレギュレターとBCDを取り付け、ウエットスーツにマスク、フィンを着けたら準備完了。

暑い陸上サヨウナラ。

さっさと海へ入る。

水温は23~25℃、水中は涼しく気持ち良い。

魚達は元気

魚達は元気、のんびりした雰囲気。

ネンブツダイ、ホンベラ、キューセン、ササノハベラ、ソラスズメダイなどが泳ぎ回わる。

ハコフグの赤ちゃんも2匹で遊ぶ。

そんな海底で目立つものを発見

シロハナガサウミウシ

久しぶりに見たシロハナガサウミウシ

それもかなり大きい、7~8cmある。

これだけ目立つのだから見つかるのもあたり前。

ラッキーと思いながら写真を撮る。

ラッキーではない

けれどそれはラッキーではなかった。

先に進むにつれ、シロハナガサウミウシが多くなる。

所どころにまとまっている。

ユビノウトサカ(ソフトコーラル・サンゴの仲間)がいる所に必ずいる。

崩れるユビノウトサカ

そしてユビノウトサカが白っぽく溶けている。

何か変だ?

ユビノウトサカに元気がなく、破壊されているような雰囲気。

ユビノウトサカが覆っていた岩肌が剥げている。

そしてシロハナガサウミウシが何匹も重なっている。

これはもしかすると?

捕食

シロハナガサウミウシがユビノウトサカを食べている。

何匹ものシロハナガサウミウシがユビノウトサカを襲う。

場所によっては何十匹ものシロハナガサウミウシが重なり合いながらユビノウトサカをゆっくり食べている。

大きなユビノウトサカの半分ほどが既に食べられて岩肌が剥き出しになる。

シロハナガサウミウシが大繁殖。

この岩の下にもシロハナガサウミウシが所狭しとぎゅぎゅうに入っていた。

今までこんな光景を見たことがない。

この場所では何匹のシロハナガサウミウシが集まっているのか?

10匹以上はいる。

ユビノウトサカの半分以上は既に食べられている。

これだけ多いとさすがに気持ち悪い雰囲気。

天使も沢山集まれば悪魔

一匹いっぴきはこんなに綺麗でエレガントな感じすらする。

このままでは福浦のユビノウトサカは食べ尽くされてしまうのではないだろうか。

ユビノウトサカが無くなれば増えすぎたシロハナガサウミウシに食料危機が襲う。

陸上の暑さをすっかり忘れて見いっていた。