ゴールデンウイーク後半5月4日

今日も西風の強風

ゴールデンウイーク後半2日目、5月4日雲見で朝を迎える。

空が白んでくる。

天気は良い感じだが西風が相変わらず強い。

朝の時点で11mも吹いている。

そのまま夕方まで強風は続く予報だ。

山の木立は揺れ、うぐいすの声も聞こえない。

雲見クローズ

さて海はと見てみれば強風で大波が牛着岩にぶち当たっている。

とても表側には出れない。

また内側もウネリの関係で水底の砂が舞いあがり濁っている。

水の色が黄緑色だ。

そして雲見はクローズになった。

さて何処へ行くか?

西伊豆全体が同じようなものだろう。

東伊豆の伊東辺りまで上れば入れるポイントはあると思うが片道2時間以上、帰りはゴールデンウイークの渋滞にはまる。

西伊豆のポイントを総なめに電話で問い合わせてみる。

浮島:西側から大きな波が入ってきてとても潜れない、クローズ。

田子:外海は無理、内湾なら可能だけど透明度5mで集中的に人が来るため大混雑。水中も人だらけで魚を見る所ではない。

黄金崎安良里:うねり有り、潜水注意でダイビング可能だが濁ってる。水底の砂が舞う。

井田:波有り、砂浜のエントリーでなく堤防のラダーからエントリーとエキジットが可能。深度6mを越えれば透明度10m以上見える。

大瀬崎は昨日潜っているので却下。



井田に決定

波はあるが準備開始

透明度10mの言葉に少し遠いが西伊豆の井田に潜ることにする。

土肥のコンビニでカツ丼と春巻き、メンチカツを弁当に買う。

井田に到着すると他に5グループだけダイビングする人たちがいる。

ゴールデンウイークという割りにダイバーの数はここも少ない。

コンディションも良くないので仕方がない。

準備をしラダー横から海へ飛び込む。

浮き上がり、波に打ち付けられないように堤防から離れる。

直ぐに潜降

浅い所は砂が舞いあがり濁っている。

深度5mから沖のスロープを降りてゆく。

水圧で体が重くなる、ドライスーツに空気を入れ浮力の補正を行なう。

水底を這っていてはドロが巻き上がり濁ってしまう。

また泳ぐのにも中層に浮いていた方が楽で移動も早い。

6mより深くなると10m以上の透明度があり、うねりの影響も少ない。

ヨメゴチ40cm

そして20mの水底に同化していたのは砂と同じ色のヨメゴチだ。

20180504ヨメゴチ
20180504ヨメゴチ

メゴチの仲間でとにかく尾びれが長い。

このヨメゴチは全長で40cmで1/3以上は尾びれの長さ。

捕まえると体からネバネバした体液を出してとても滑る。

メゴチと同じで天ぷらで食べられ美味。

ヨメゴチ
ヨメゴチ ズームアップ

砂地で休んでいる時はヒレを閉じてペッシャンコの体をしている。

泳ぐ時はヒレをめいっぱい立てる。

誰かにアピールしているようだ。

シロガヤに注意

シロガヤ
シロガヤ

深度6mの浅場に戻ってくると所々にシロガヤがついている。

海藻のように見えるが植物でなく動物だ。

ヒドロ虫と言って、どちらかいうとクラゲやサンゴの仲間。

鳥の羽のように見える部分には定間隔に小さなポリプがあり、クラゲと同じように刺す。

ダイビンググローブをしていれば刺されることはない。

素手ならば刺され痛い。

刺された後は湿疹が残り2~3週間は痛痒い。

ゆえにダイバーにとって身を守ってくれるダイブスーツ、ダイビングブーツ、ダイビンググローブは必需品だ。

軍手ではシロガヤに刺されてしまう。

シロガヤの卵

シロガヤのタマゴ
シロガヤのタマゴ

ちなみにシロガヤの中にある黄色い物はシロガヤの卵だ。

さらに繁殖しようと頑張っている。

ガヤの仲間は深度3mより深い深度で成育するので一般の海水浴客にはあまり被害はない。

3mより深く潜るなら保護スーツはあった方が良い。

オトヒメエビとウツボのツーショット

オトヒメエビとウツボ
オトヒメエビとウツボ

この2種類の生き物が一緒にいる姿をよく見かける。

ウツボは歯が鋭く肉食で魚など喜んで食べる。

タコなどは大好物。

ところがこのオトヒメエビは襲わない。

オトヒメエビはいつも決まった場所に棲んでいる。

大抵は岩の穴や岩の下の隙間など暗くて狭い場所だ。

そこにウツボがやってきてはおとなしく止まっている。

するとオトヒメエビがやってきて体中についた虫を食べて掃除してくれる。

ウツボが口を大きく開けると口の中まで入って掃除をする。

けれどオトヒメエビを食べることはない。

治療が終わるとウツボは去って行く。

ちょっかいを出さなければ本来ウツボはおとなしい魚だ。

ミノカサゴ

ミノカサゴ
ミノカサゴ

背ビレ、胸ビレなどに毒があることで有名な魚。

英語ではライオンフィッシュという。

綺麗で優雅で側に寄ってもあまり逃げようとしない。

己に毒があることを知っている。

ヒレの棘に刺されば毒の痛みで麻痺する。

側で見るのは構わないがくれぐれも触らないように。

見てる分には優しい魚。

今日のダイビング終了

ダイビングを終え井田村を去る。

水田
井田の水田

水田の田植えは終わり、苗が綺麗に植えられている。

風は強くて海は荒れ気味だったが陸上は天気よく和香だ。

よく見ると水田には沢山のおたまじゃくしが泳いでいた。

最後に見たのはいつの日だったか?



井田を上から望む

帰り道に井田の展望台に寄ってみた。

井田 展望台
井田 展望台

駿河湾の奥に富士山が良く見える。

絶景だ。

風が強く、白波立っている。

時間を忘れそうになった。

雲見の宿で最後の晩餐

雲見の宿に戻り、温泉につかり、夕餉を待つ。

今回の最後の晩餐だ。

お献立

そして運ばれてきた今日のメニューはこれだ。

20180504晩餐
20180504晩餐

今宵も贅沢な魚が船に盛られている。

順番に紹介しよう。

ナスのお浸し

ナスのお浸し
ナスのお浸し

上品に盛られたナスのおひたし。

ばあちゃんの畑で収穫したナスだろうか?

うま~い。

カツオのお吸い物

カツオのお吸い物
カツオのお吸い物

カツオの腹の部分をスライス。

カツオだけの味を楽しむ。

カツオは大トロの部分に虫がいるが熱を通せば問題ない。

キビナゴの南蛮漬け

キビナゴの南蛮漬け
キビナゴの南蛮漬け

都会ではあまり見たこと聞いたことがない。

キビナゴの南蛮漬けだ。

少し強く揚げてあるキビナゴに味が染みて日本酒にあう。

焼きオキアサリ

焼きオキアサリ
焼きオキアサリ

ハマグリかと思えばオキアサリ。

だしを味付けに焼いてある。

焼きたてならもっと美味かったろうに残念。

キンメの煮付 ぶつ切り風

キンメの煮付 ぶつ切り風
キンメの煮付 ぶつ切り風

大胆なキンメダイのぶつ切りをそのまま煮込む。

うっすら甘い味が良い。

骨から簡単に身が離れなんと食べやすい。

脂もあり上々。

ロブスター マヨ焼き

ロブスター マヨ焼き
ロブスター マヨ焼き

ロブスターの半身にマヨネーズを乗せて焼いた。

ロブスターは高級で上品でカッコ良いのだけれど食べる所があまりない。

ほとんどが殻だ。

少しだけついている枝豆が嬉しい。

ホタテ揚げと蒸し海老

ホタテ揚げと蒸し海老
ホタテ揚げと蒸し海老

右はさつま揚げと思って口に入れたらホタテ貝の天ぷらだった。

蒸し海老は殻をむき頬張る。

そら豆が初夏を漂わせる。

キンメダイ船盛

キンメダイ船盛
キンメダイ船盛

赤い綺麗なキンメダイは白身で旨そう。

カツオの叩きも柔らかく魚臭さはまったくない。

そして甘海老。

海老はこれで3種類めだ。

最後に刺身の漬け丼を作り美味しく完食。

明日こそ凪にな~れ。