Contents

春分の日の大雪警報32年ぶり、箱根では積雪26cm

春分の日の大雪

雨から雪へ

2018年3月21日春分の日、南岸低気圧の接近により真冬の天気になった。

朝方降り出した雨は昼過ぎから雹がまじりやがて大粒の雪に変わった。

春分の日としては珍しい天気。

雪は降り積もることなく17時前には雨に変わった。

桜が咲き始めた中の寒の戻り。

32年ぶり3月の大雪警報

東京にも大雪注意報が出た。

多摩地区は大雪警報を発表。

3月に大雪警報が東京に出るの1986年依頼32年ぶり。

箱根では積雪26cm

鉄道もバスも運休

箱根では午後1時には26cmの積雪となりバスも鉄道もストップ。

車も所々でスリップし動けない車や事故車が多発。

レッカー車などの助けも来ない、仕方なく車を乗り捨て帰宅する人も出ている。

帰れない観光客

現地では緊急避難所を5箇所開いて対応、行き場を失った人達が寒さを凌ぐために利用している。

箱根湯元から強羅までの電車は止まり、バスも運休、観光客たちはタクシーを利用するしか麓へ下りる方法がない。

ホテルの車の送迎もこの雪では無理と断られる。

雪がふり風が吹く寒い中、タクシー乗り場には長い列ができるが肝心のタクシーがなかなか来ない。

春分の日に箱根を訪れた多くの観光客たちは難儀な思いをした。

16時過ぎに鉄道再開

16時過ぎに強羅から箱根湯元間の鉄道が再開。

緊急避難所に避難した観光客もこれで自宅へ帰れる。

雪は今夜凍結しスリップする危険があるので、道路を運転するには注意。

今後

これからまだ降る?

まだ低気圧は四国の西にあるため明日の朝に向けて山沿いでは大雪が予想される。

平野部では大雪の降る心配はなさそう。

東北地方は明後日に向けて大雪が降る可能性が大きい。

明日の午後は春

明日には東京近辺で気温が18℃まで上がり、暖かさが戻ってくる雰囲気。

これから本当の春がやってくる。

今日が最後の寒の戻りとなりそう。