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3cmの大腸ポリープ摘出で断食5日間、癌だと言われ!

断食で花粉症が治った?

問題がない

何かおかしい。

もうそろそろ始まるはずなのに?

何か不思議だ。

目も痒くない。

鼻水もずるずるしない。

くしゃみは1日2~3回出るぐらい。

突然はじまった

花粉症は27年前に突然始まった。

それまで花粉症の心配などしたことが無い。

朝起きるとくしゃみが続けて出るようになり、伊豆へ出張に出かけるとくしゃみと鼻水と涙で息がしづらい。

鼻も目も腫れ放題、非常に辛い生活が始まった。

それ以来、毎年冬から春まで花粉症の症状が出るようになった。

パッチテスト

耳鼻科でパッチテストをした際にはスギとヒノキの花粉に反応が出た。

あれ以来、冬から春は嫌な辛い時期になった。

症状がでない

それがなぜか今年楽なのだ。

花粉は飛んでないのか?

5日間の断食

大腸ポリープ手術

そう言えば1月末に大腸ポリープの手術を受けた影響か?

大腸からの出血が確認されていたので絶食させられた。

絶食だけで大腸からの出血が止まることもある。

入院前日から断食

入院する前の日も何も食べてなかった。

入院1日目は点滴だけ。

水とお茶は自由に好きなだけ飲めるが一切の食べ物を口にすることは許されない。

腹は減る。

断食3日目

入院2日目も点滴だけ、水とお茶は自由に飲める。

点滴の中身はポカリスエットのようなものだと言われた。

1日1回ビタミンの点滴も入る。

周りの患者は時間になると食事が運ばれてくる。

1日3度決まった時間に。

匂いと食べる音を聞きながら点滴の落ちる雫を見る。

腹は減っている、けれど点滴のせいか我慢できる。

断食4日目は手術

入院3日目も点滴だけ、今日も水とお茶は自由に飲める。

たぶん胃の中はからっぽ。

今日の夕方に内視鏡の検査をすると伝えられ、ポリープがあっても切らないからと言われる。

午前10時より2リットルの下剤を飲む。

15分毎に250ccを飲む、妙な味で美味くない。

飲み切ったときに胃の中はガポンガポン、さらに水を沢山飲むように言われる。

1リットルのお茶も無くなった。

それからはトイレ通いが始まる。

10回ほどで水のような透明度。

それから手術室へ運ばれ紙パンツに履き替えさせられ手術台へ。

言われるままに横になると点滴に麻酔薬が入り、ボーッとしている間に終了。

意識が覚醒すると

「あったよポリープ!デカイのあったよ!3cm!

出血している原因が解ったので切り取ったから!」

切除部を見せられたが眼鏡を外していたのでよく見えない。

断食5日目

入院4日目も点滴だけ、飲み物はOK!

流石に今日は重湯から食事再開だと思った。

体がだいぶ軽くなったような気がする。

食事してないのに元気なのはやはり点滴のおかげなのか。

腹は減っているのだが我慢できないほどではない。

先生が明日から食事を再開、問題無ければ明後日退院。

今日で合計5日間の断食。

かっこよく言えば5日間の健康的な?ファスティングに成功とでも言うのだろうか。

体中の毒は吐き出された。

癌だからのダメ押し

翌日、問題が無いから明日退院で良いと言われ。

「ポリープ大きかったからね~、癌ですよ!

たぶん癌!

正確には顕微鏡で見ないと解らないけれどたぶん癌!

でもまだ解らないけどハッキリするのは1週間後」

と癌の3連発。

おう、とうとう来たか。

人間長くやっていれば癌のひとつやふたつ・・・

退院してからも禁酒は続く、20日間は飲んではいけないらしい。

30歳を過ぎて合計4週間の長い禁酒は初めて。

ポリープ検査の結果

外来の日、検査の結果報告を告げられた。

「検査の結果は良性でした、良かったですね~、おめでとうございます」

というか、なんで3回もダメ押しで癌と言ったのかこの先生?

過去のデータから大きなポリープは ほとんど全てが癌だったのだろう。

断食で解毒

断食したかった訳ではない。

ダイエットや花粉症対策の目的でもない。

断食はするが最低限の栄養は点滴により 医師と看護師のもと 24時間体制で行われた。

もしかして本当に花粉症が治ったのだろうか?

治っていたらラッキー!

ポリープ切除手術の副産物。

花粉情報を確認すると まだこの近辺は花粉が少ない。

これからやってくるのか?

思うだけで鼻水が・・・

これは やばいかも?