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冷たい夏の八丈島 水中でイルカ4匹遭遇

午後のボートダイブは八丈島スズノヨ

昼食はスーパーのお弁当コーナー

白身魚フライ、鳥の唐揚げに明太子おにぎり一つ。

お茶も忘れずに購入して八重根港に戻る。

風通しの良い場所で昼食。

陸上は暑い

陽なたは暑く、頭がボ~っとしてくる。

陸上は暑く31℃、水中は冷たく20℃。

どちらもほどほどにして欲しい。

午後のダイビングもポイントを捜す。

遠くへ行けば行くほど水温が下がる。

スズノヨに決まり

スズノヨでエントリー。

深度8m、岩盤のような水底。

水温は20~21℃、透明度は18m。

そのまま海岸と平行に泳ぐと岩盤の地形は終わり深度12mで砂地に変わる。

壁づたいに沖へ

岩盤と砂地の境に沿って沖の深みへ向かう。

高さ6mの岩壁を生物を捜しながらゆっくり泳ぐ。

水底は沖へ向かってゆっくり深くなる。

壁の下は洞窟

崖の下はえぐれ、小さな洞窟になっている。

多くレンテンヤッコがチラチラ出入りする。

ミギマキ、タカノハダイ、アカハタなどもあっちこっちに見える。

しばらく行くと40匹ほどのカゴカキダイがひとつの洞窟にかたっまている。

さらにその先の洞窟には200匹ほどのアカマツカサ。

産卵のための準備に集まっているのか?

みな暗い所が好き。

最後に水中でイルカ4匹遭遇

残圧も少なく

そろそろ残り時間も少ない。

一度浅い深度へ移るために崖の上にあがる。

残り時間を流れに乗りながら時間調整。

流れの先にはカメが寝ている。

寝ているのはアオウミガメ

アオウミガメ。

甲羅の右後ろにかじられた跡がある。

寝むりを邪魔しないように静かに近づく。

息を吐くのも少しづつ、出来れば吐かないようにしながら。

手の動きも小さく、足の動きも小さく、そろりそろり。

カメは気がつかない。

そのとき

何かが来た。

デカイ白い物。

振り返った一瞬の景色の残像が残る。

GT?ロウニンアジ?

もっとデカイような?

錯覚?

もう一度振り返る

なんと。

そこには3mぐらいの大きなバンドウイルカが4匹もクネクネしながら泳いでいる。

完全にこちらを意識してやってきた。

4匹のうちの3匹はすぐ側までやってきてクルクル回っている。

難しい選択

これは写真か?

動画か?

いや、皆全員が見ることが大事!

気持ちの中で葛藤。

一人気付いていない

一人だけウミガメに夢中でまだ気がついていない。

お~い!

こっちだ!

早く!

ウミガメどころじゃない!

一生後悔

直ぐにこっちを見ないと一生後悔するぞ!

振り向け~!

やっとみた!

よし、イルカはまだいる。

写真~ん、ん、ん・・・

遠ざかっていった。

水中イルカ

スキューバダイビング中にイルカと遭遇することは非常に珍しい。

ラッキーは2度続いた。

ナミダカサゴとバンドウイルカ。

水の冷たさも忘れた暑い八丈島の海だった。