最初の八丈島は40年前 282

最初の八丈島は40年前

自然いっぱいの八丈島

テント生活1週間

初めて八丈島を訪れたのは今から40年前、スキューバダイビングを始める前

テントを背中に背負って1万円を握りしめて1週間の旅に出た。

夜、竹芝から東海汽船に乗って東京湾を走る

白い水の尾と東京の夜景が綺麗

インディゴブルーの海

朝目が覚めると今まで見たこともない濃い海のブルーに驚いた。

波間には何匹ものトビウオを見ることもできた。

八丈島の底土港に着くとすぐ近くになまゆうキャンプ場はあった。

雑木林の空き地にテントを張ると早速、底土の海岸に飛び込んだ。

スキンダイビング

海水浴はしない、岩場からマスク、スノーケル、フィンを着けて飛び込む。

水は遠い先まで見えるようだった。

底土の桟橋の長さは今の3分の1ほどの長さ

底土の海岸には砕波ブロックのテトラポットもなかった時代

片手には1本銛を握りしめ、魚を追う。

岩場の穴には必ずハマルユキというタカラ貝かトコブシが入っていて、ハナマルユはお土産、トコブシは晩餐のおかずになった。

沖へ行くとニザダイの大群が岩場を啄みながら泳いでいた。

夜釣りは08:30

夜は桟橋で毎晩夜釣り、1匹50円の冷凍ムロアジがエサだ。

毎晩決まって午後08:30になると竿が満月に曲がった。

綺麗なムスジフダイが釣れた。

あまりに綺麗なので食べるのは諦めリリース

数えきれない星空と涼しい風、温まったコンクリートが気持ち良い。

思い出のキャンプ生活

テントでの睡眠は快適とは言えなかった。

寝つきは良い

朝から一日中、炎天下の中をテント張り、炊事、海、炊事、夜釣りとよく動いた。

疲れていないわけがない。

睡魔は直ぐに襲ってくる。

おやすみ~ ・ ・ ・

眠りの中で背中が冷たい。

テントに雨の音

地面に直接シートをひいていたため傾斜に沿って水が中に流れてきた。

真夜中に背中が濡れて飛び起きた。

本来はテントの周りには溝を掘るものでそれを怠った。

悪いことは続く

翌晩も睡魔は直ぐにやってきた。

何の夢を見ていたのだろうか?

夢の中で誰かが右手を握る?

握るにしてはちょっと小さい?

ひげみたいのが動く・・・?

目を覚まし、右手の中にいるものを叩きつける。

真っ暗なテントの中で懐中電灯をつけるとそこには大きなゴキブリが走っていた。

ゲゲゲ・・・

悪いことはさらに続く

今日こそは変なことが無いように殺虫剤を撒く

翌々日の晩も睡魔は直ぐにやってくる。

この日の夢はやはり誰かが手を握る。

昨日と同じ右手だ。

握るにしてはちょっと小さい?

昨日と同じだ。

ひげみたいのが動く・・・?

やばい!

目を覚まし、右手の中にいるものを叩きつける。

懐中電灯で照らされた正体は?

黒いムカデであった。

しばらくは指の付け根がヒリヒリ痛んだ。

二度あることは三度ある。

その後、テントで宿泊する経験は一度もない。




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