いつから食べていた?

日本人はどれぐらい昔からマグロを食べていたのだろうか?

縄文時代から食べていた

宮城県の縄文時代の貝塚からマグロの骨が多数発見されている。

縄文時代とは約16,500年前から2,300年前

14,200年と縄文時代の期間は長い。

氷河期が終わり旧石器時代が終わった次の時代がこの縄文時代だ。

すごい!

そんな昔からマグロを食べていた。

きっと当時は大事な大型のタンパク源だったはず。

少しは刺身で食べたのだろうか。

煮て食べたかのか?焼いて食べたのか?

掘り出されたマグロの骨には刃物が当たった痕が残っている。

マグロをどうやって捕っていた?

そんな昔にどのようにマグロを捕っていたのだろう?

貝塚から釣り針と銛先

同じ貝塚の中には骨で作った釣り針や骨で作った回転式銛先も発見されている。

釣りができ銛も使える状態

また、この時代に網を編む技術もあり玉網なども使われていた。

縄文時代は14,200年の間に土器だけでなく色々なことが出来るようになっている。

網も編めるのなら衣服も作れていたのだろう。

道具はかなり劣るが今と同じような漁法でカツオやマグロは釣られていた。

また大きなマグロは銛で突かれていたかもしれない。

沿岸近くにも寄るマグロの群れ

マグロは遠洋の海にだけいるわけでない。

時期になれば日本沿岸にもマグロは入ってくる。

ここ近年、相模湾にはキハダマグロの群れが6月末頃から入ってくる。

キハダマグロ
20kgのキハダマグロ

キハダマグロはイワシ、トビウオ、ソーダガツオ、イカなどのエサを湾内で食べて、11月にサンマの群れが入ってくると追いかけて一緒に湾内を出ていく。

沿岸に近い時は陸からでもマグロの群れがエサを追って跳ねている様子が目撃される。

エンジン音のしない舟で近づく

縄文時代であれば人口も少なく、船も少なく、エンジンの音もしない。

手で漕いでいく舟、または小さな帆で動く舟は静かにそのマグロの群れに近寄る。

音がしない舟はマグロの警戒心を最低限にする。

群れの中にエサを入れられれば直ぐに喰う。

針に掛かったマグロには出来るだけ素早く銛を打つ。

マグロとの格闘が始まる

舟の中に入れるまでが格闘だ。

釣り糸が切れるか?

銛のヒモが切れるか?

マグロを仕留めるまで油断ができない。

下手をすればマグロに海へ引きずりこまれる。

大きなマグロが1匹でも取れれば集落が潤う。

まるで現代と同じである。

縄文時代にもマグロを釣るロマンがあったようだ。