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カサゴとイソカサゴの見分け方

赤っぽい小さなイソカサゴ

カサゴと似ているイソカサゴ

イソカサゴはカサゴとよく似ている。

形はそっくりだが大きさが違う。

カサゴが30cmと大きくなるのにイソカサゴは10cmほどにしかならない。

カサゴと同じように顔には棘がいくつかある。

体の3分の1は顔。

小魚やカニ、エビなどの甲殻類や、イソメ類をエサとする。

動く小さなものをエサと判断。

岩に隠れる

岩の下の天井に逆さに張り付いていたり、石と石の隙間に生息。

背ビレに毒のある目の赤いイソカサゴ
背ビレに毒のある白目が赤いイソカサゴ

小型の魚なので襲われないように岩影の暗い所にいる。

昼間に表へ出ることはあまりない。

カサゴに比べ浅い所でも赤っぽい魚体が多く、白っぽい魚体も見かける。

イソカサゴとカサゴの違い

瞳の周りが赤い

瞳の周りにある白目の部分がイソカサゴは赤い。

上のイソカサゴは背びれが赤く、胸鰭の半分が赤っぽい。

鰓蓋の下方に黒色斑がある。

カサゴ
白目の部分がオレンジでないカサゴ

体表はカサゴに比べるとイソカサゴの方が明るく赤っぽい。

イソカサゴの背ビレには毒がある

臆病な魚なので触れようとしても逃げてしまう。

背ビレには毒があるので触ろうとしない方が良い。

イソカサゴは小さいので一般には食用とされない。

唐揚げなどにすれば食用となる。

天所に張り付くイソカサゴ
天所に張り付くイソカサゴ

天井に張り付くイソカサゴ

腹びれを広げて吸盤のように天井に張り付くイソカサゴ。

体の重いカサゴにはこの芸当はできない。

写真はストロボが当たっているときの色

水中で生で見るとイソカサゴは赤っぽい魚体に白い線が2本入っているように見える。

白っぽいイソカサゴ 白目が赤い
白っぽいイソカサゴ 白目が赤い

白っぽい魚体のイソカサゴ、自然光の水中で見る時はピンク。

やはり白目の部分は赤い。

イソカサゴとカサゴの違いは4つ

特徴をまとめるとイソカサゴは

  1. 小さい。
  2. 赤っぽい。
  3. 瞳の周りは赤。
  4. 岩の隙間などに隠れている。

これでイソカサゴとカサゴを区別する。