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7はなぜ幸運なのか?

なぜ7は幸運?3でも8でも良いんじゃない?

ラッキーセブン

ラッキーセブンという言葉がある。

なぜ7が幸運なのだろう?

今さらながら不思議に思う。

ラッキーセブンは英語なので英語圏から来た言葉。

ラッキーセブンは野球から

130数年前のある野球投手がこのラッキーセブンという言葉を使った。

その年、ダイリーグの優勝をかけた決勝戦の7回戦である選手が平凡なフライを打ち上げた。

しかしその平凡なフライが強風にあおられてホームランになってしまった。

この1点がもとで優勝することになったチームの勝利投手がこの出来事を「ラッキーセブン」幸運の7回戦と言ったのが語源。

現在でも野球の7回戦はピッチャーの球威が落ちてくる頃で逆転しやすい。

西洋で7にまつわる話

旧約聖書から生まれた1週間7日制

ユダヤ教やキリスト教の聖典、旧約聖書から生まれた1週間を7日と定めた定義。

神は6日で天地を創し、1日を安息日とした。

この旧約聖書の神の行いに習いユダヤ教やキリスト教の信者たちも1週間を7日として週の7日目を安息日とした。

7大天使

ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルの四大天使と3人の天使をプラスして7大天使と呼ばれる。

けれどその3天使は教派や聖典ごとに異なる。

七つの大罪(ななつのだいざい)

七つの死に至る大罪。

日本では人間を罪に導く可能性がある欲望や感情のことを指す。

「怠惰」、「強欲」、「傲慢」、「憤怒」、「暴食」、「色欲」、「嫉妬」。

日本での7

七福神

日本を代表する七柱の神様、七福神。

大黒天、恵比寿天、布袋尊、毘沙門天、弁財天、寿老人、福禄寿。

七福神については「七福神はどんな神様?7人の名前言えますか? 61」で紹介。

七不思議

現象や奇異な伝承を7つにまとめた話。

日本全国、世界各地に七不思議話がある。

伊豆の七不思議

  1. 大瀬明神の神池(沼津市)
  2. 堂ヶ島のゆるぎ橋(賀茂郡西伊豆町)
  3. 石廊崎権現の帆柱(賀茂郡南伊豆町)
  4. 手石の阿弥陀三尊(賀茂郡南伊豆町)
  5. 河津の酒精進鳥精進(賀茂郡河津町)
  6. 独鈷の湯(伊豆市修善寺)
  7. 函南のこだま石(田方郡函南町)

浦和の調神社の七不思議

  1. 入り口に鳥居がない。
  2. 神使はウサギ。
  3. 松の木がない。
  4. ひょうたん池にすむ片目の魚。※現在はひょうたん池は無くなっている。
  5. 日蓮上人駒つなぎのケヤキ。※日蓮上人が駒を繋いだといわれるケヤキがあったといわれている。
  6. 蠅がいない。(真実か?)
  7. 蚊がいない。(真実か?)

お七夜

赤ん坊が産まれて最初の行事、産まれて7日目に名前を決める習慣がある。

昔は産後の育ちが悪く多くの赤ん坊が亡くなった。

7日を一つのめどとして、社会の1員として認めてもらうお祝い。

亡くなった後の行事

初七日、四十九日、7の倍数。

7日目
三途の川に辿り着く。生前の殺生について調べ。

14日目
生前の盗みについて調べ。

21日目
生前の不貞について調べ。

28日目
生前の嘘について調べ。

35日目
生前の罪状を調べ。

42日目
生まれ変わる条件を加え。

49日目
6つの世界の中から故人の行く先を選ぶ。

七七日、七回忌。

その他

春の七草、秋の七草、七草粥、七宝、7太洋、7大陸、など色々。

何かと7に結びつけている。