タイドプールの魚達 後編 223

ギンポでない仲間

ギンポ以外の生物も紹介しましょう。

チチブ(不名誉なダボハゼとも呼ばれる)

チチブと言われるハゼの仲間です。

釣りで言うところのダボハゼの一種ですね。

チチブ ダボハゼと呼ばないで
チチブ ダボハゼと呼ばないで

過酷な環境にも強いチチブは環境変化の厳しいタイドプールでの代表的な魚です。

色々なものをよく食べ、大きさ10cmぐらいに育ちます。

意外と頭が良く素早かくて玉網を入れても水底と網の隙間から逃げてしまう。

体側のうろこが青く光る個体もいます。

写真はありませんがタイドプールを代表する小型のハゼの仲間アゴハゼも多く見かけました。

この2種類はダイビングでは見たことはありません。

貴婦人の美しさを持つキヌバリ

そして綺麗なハゼの仲間キヌバリも何匹も見られました。

キヌバリ
キヌバリ

頭から尾っぽまで横から見ると7本の黒い線があり、真上から見ると8本の線が見えます。

普通ハゼの仲間は水底で生活をして水底でエサを捜します。

けれどキヌバリは水底からやや上の中層でホバーリングをして生活をして、エサとなるものを捜しています。

キヌバリは深度8mぐらいまで生息していますのでダイビングでも見ることが可能です。

ダイドプールの人気者 イソスジエビ

体長5cmほどのイソスジエビはダイドプールの人気者です。

最初は何処にいるか見つかりませんが静かにして見ていると透明の物体が水底を動いているのが見えるようになります。

イソスジエビ
イソスジエビ

体はスケルトンで黒い縞模様が入り、海藻や岩の隙間、水底などを歩いています。

動きは魚と違いスローな動きです。

2つの玉網で挟むようにすれば玉網に誘導できます。

お腹に卵を持っているメスのイソスジエビも多くいます。

観察後は早めにリリースします。

イソスジエビはダイビングする深さには棲まず、タイドプール限定のエビになります。

イソスジエビに似たサラサエビと呼ばれるエビは深度6~14mの石の下にいるのを見ることができます。

サラサエビ
サラサエビ

イソスジエビと同じく体はスケルトンですが縞模様の色は赤、角の先端は黄色でやや綺麗です。

プリティーなあかちゃん カゴカキダイ

小さなか体なのにハッキリとカゴカキダイのあかちゃんだと断言できる縞模様です。

カゴカキダイのあかちゃん
カゴカキダイのあかちゃん

親にそっくり、黄色い色はまだ薄く1cmほどの大きさです。

一見チョウチョウウオの仲間のように見えますがチョウチョウウオの仲間ではありません。

メジナの遠い親戚にあたり、カゴカキダイに似た種類は他にはいません。

カゴカキダイの成魚
カゴカキダイの成魚

多く水揚げがないのであまり知られていませんがカゴカキダイの成魚の身は白身で美味です。

刺身、煮付け、焼き物、揚げ物でも美味しく頂けます。

写真はありませんがボラ、メジナ、キタマクラ、ウツボ、ドチザメのあかちゃんなども見られました。




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