タコが瞬時に変える変装は何のため?

タコが皮膚の色や凹凸、模様などを瞬時に変えることができるのは有名です。

身を守る時に擬態をする

タコのほとんどは敵から身を守るためにこの擬態という技を使います。

タコだけでなくコウイカの仲間もこの擬態を使います。

タコの天敵は?

タコの点滴はウツボやエイ、サメと人間です。

小さなうちは全ての肉食魚が天敵になります。

タコとウツボとの争い

タコとウツボとの争いでの勝ち負けは50%とも言われ、ウツボが負ける場合もあります。

タコの腕がウツボの鰓を左右とも塞いだ時はウツボが呼吸できずウツボが弱りタコの勝ちになります。

タコはその隙に逃げていきます。

またウツボに足を噛まれるとタコはトカゲのシッポ切りのように足の1本を切り逃げていきます。

頭や胴体は噛まれると弱いですが足は再生能力があるので無くなっても狩りには不便ですが命を落とすことはありません。

タコはエサが無い時には自分の足を食べることもあると言われています。

ウツボも足1本食べられれば十分なようで後追いはしません。

結局、タコもウツボも両者とも生きられます。

エイ、サメ、人間の場合は丸ごと食べられて終わりです。

タコは夜行性

タコは夜行性で夜間出歩いてエサを捜します。

エサはタンパク質ならなんでも食べますがイセエビやカニ、あさりなどの二枚貝やアワビが大好きです。

他にもサザエ、魚etc、色々食べます。

人間の土座衛門にもタコが着くときがあると聞いています。

タコの棲み家

そんなタコの昼間は岩陰や隙間、石の下に穴を掘って入り口は貝殻で蓋をして隠れています。

昼間に空腹のためのエサ捜しなどで巣穴を出なくてはいけない時に擬態を使って隠れます。

タコの擬態

関東近辺のマダコは主に岩や海藻に擬態します。

その変装ぶりは見事で一瞬のうちに岩や海藻に化けます。

タコは目が良い生き物です。

けれど色彩の区別はできないとされ、白と黒の違いではなく、明度の違いで色形を判断しているようです。

擬態は目で見て判断

目に入ってきた明度の違いを判断し、皮膚の色と凹凸を一瞬に変化させます。

どのように皮膚を変化させるのでよしょう。

タコ1本の腕には5000万もの神経が走っていて、色々な方向に筋肉を動かすことができます。

タコの色の変化は

タコの皮膚には褐色の色素細胞があります。

この色素細胞は引っ張ると白っぽい色になり、緩めると濃い色になります。

皮膚の下の筋肉で引っ張ったり緩めたりして自由自在に変化させます。

細かく言えば

もう少し細かくいうと色素細胞は色素胞 と呼ばれる、オモクローム組織という褐色や黄色、赤色の色素を含んでいます。

この褐色や黄色、赤色の色素を色々な方向に引っ張ったり緩めたりすることで様々な色を作ります。

皮膚は3段構造になっていて1番上が色素保有細胞、2番目が虹色素胞、3番目が白色素胞です。

1番目の色素保有細胞は様々な色をだします。

2番目の虹色素胞は周囲の色を真似る色をつくります。

3番目の白色素胞は色の発色が良くなるための下地の色です。

更に皮膚表面を緩めて皴を作り、収縮したり、捻じったりして凹凸をつくります。