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ケラマ最後のボートダイビングは嘉比島の魚たち

ラストダイブ

ケラマでのダイビングの5本目。

いよいよ今回のラストダイブ。

梅雨だけど天気そこそこ

梅雨の沖縄ケラマ諸島。

3日間雨にあたることもなく晴れ間もそこそこ。

熱くなく寒くなく過ごしやすい日々。

最後のダイビングは嘉比島の南、ボツボツサンゴ。

少し西側からウネリあり。

水中に入ると深度5m、水温26℃、透明度30m超え。

沖は深いよ

地形は沖へ向かって深く落ち込む。

ゆっくりとした流れ。

中層には20匹ほどのシロダイ。

全員同じ潮上に向かってホバーリング。

水底では色々な魚が遊ぶ。

ヤリカタギ

ヤリカタギ
ヤリカタギ

チョウチョウウオの仲間のヤリカタギ。

白地に口に向かう、くの字模様。

名前の言われは槍担ぎ?

ツユベラの親子

ツユベラ成魚
ツユベラ成魚

ツユベラ色模様も素晴らしい。

江之浦でも秋と初冬にツユベラの子供が見られる。

ツユベラ 赤ちゃん

昨年12月に江之浦で撮影したツユベラの幼魚。

色と模様が親とはまったく違う。

トロンボーン フイッシュ

アカヤガラ
アカヤガラ

大きさは1m以上になる細くて長いアカヤガラ。

南方系のヤガラ。

英語ではトロンボーン フイッシュと呼ばれる。

大きなアカヤガラは白身でたんぱく美味。

刺身でも食べられる。

小魚をストローのような口で吸い捕る。

ヘラヤガラ

ヘラヤガラ
ヘラヤガラ

ヘラヤガラはアカヤガラの仲間。

ヘラヤガラも南方系のヤガラ。

尾のあたりを掴めば剣のような形。

英語ではトランペット フイッシュ。

真っ黄色な個体もいる。

大きな魚の影に隠れて小魚に近寄って細長い口で吸い捕る。

ヒレナガハギ

ヒレナガハギ
ヒレナガハギ

ボーダー柄のヒレナガハギ。

近づいてもあまり逃げない。

子供のころはもっともっとヒレが長い。

砂を巻き上げないで

姿を見ないオドリハゼ

斜面を流れに沿うようにゆっくり降りて行く。

臆病なオドリハゼは見る直前、穴に隠れる。

フィンで舞い上げた砂で視界も悪い。

オドリハゼは諦め。

ゆらゆらタテジマヤッコ

タテジマヤッコ
タテジマヤッコ

中層にタテジマヤッコが1匹。

体に入る5本線。

長く伸びる尾びれを揺らしながら泳ぐ。

優雅なハナゴイ

ハナゴイ
ハナゴイ

最後を飾ってくれたのはハナゴイの群れ。

キツネのような顔。

水中で見る生のハナゴイは写真よりも冴えるパープル。

とても目立ち優雅な魚に見える。

背ビレを広げた時に見せる赤色も素晴らしい。

全ダイビング終了

3日間で5本全てのダイビングが終了。

水温は26℃、透明度30m超え、天気は晴れだったり曇りだったり。

梅雨の時期にケラマへ来て雨に降られないだけで上々。

晴天が続いたら暑すぎ、日焼けでボロボロになってしまう。

水中はもう夏。

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