スクーバダイビングのレギュレターとはどんなもの?ファーストステージ編 173

スクーバダイビングのレギュレターとはどんなものなの?

ファーストステージ編

スクーバダイビングのレギュレターは1943年海洋探検家ジャック・イブ・クストーとエミール・ガニャンによって開発されたことは以前にお話ししました。

スクーバダイビングで使用しているレギュレターとはどんなものなのでしょう。

スクーバタンクの中には200気圧の清浄された乾いた空気がコンプレッサーを通して圧縮されて入っています。

200気圧の空気を2段階で落とす

レギュレターは200気圧もの高気圧を2段階で周囲の圧力に落とします。

タンクに取り付ける部分がレギュレターのファーストステージ(第1減圧部)です。

このファーストステージで周囲圧 + 10気圧に圧力を落とします。

圧力を高圧弁で調整

ファ-ストステージの中には高圧弁を境にして高圧室と中圧室2つの部屋に分れています。

最初にタンクからの200気圧の空気は高圧室に入り、出口にある高圧弁を通り、中圧室へと流れます。

中圧室の圧力が10気圧になると高圧弁が閉まり、流れを止めます。

中圧室の空気が使われ圧力が10気圧より下がると高圧弁が開き、空気が流れ込みます。

この繰り返しです。

周囲圧が高くても高圧弁が開く

また潜降して周囲の圧力が高くなると圧力が増えた分だけ高圧弁が開き中圧室へ空気が流れるようになっています。

そして、いつも中圧室が周囲圧 + 10気圧になるようにファーストステージの高圧弁が調整しています。

そして、中圧室の空気は中圧ホースを通ってセカンドステージ(第2減圧部)へ流れます。


ファーストステージにある6つの穴は何のタメ?

通常ファーストステージにはホースが取り付けられるように約6個の穴が開いています。通常メクラブタというOリングの付いたネジブタで空気が漏れないように塞がれています。

その内の2つの穴が残圧計のついた高圧ホース接続する穴で、この穴は高圧室と直接繋がって200気圧の圧力の空気が流れます。

高圧ポートはHPと打刻されている

高圧ポートの穴の位置はタンクの取り付け部分に近いところにあり、HPと打刻されています。

ここに間違えて中圧ホースを繋ぐと200気圧の圧力に耐えられず、ホースがバーストしてしまうので注意が必要です。

中圧ポートは打刻なし

残り4つの穴はタンクの取り付け部分から離れた位置にあり、中圧室と繋がっていて10気圧 + 周囲圧の空気が流れます。

1つ目の穴にはセカンドステージへ繋がる中圧ホースが接続されていて、他の3つの穴にオクトパスホース、BCDの中圧ホース、ドライスーツの中圧ホースを繋ぐように設計されています。

各ホースの位置は高圧と中圧さえ間違えなければ、使い易い位置に自由に変えられます。

 




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