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耳抜きは陸上で練習すると上手くなる

潜る前の耳抜きの陸上練習

バルサルバ法(鼻をつまんで鼻をかむ)

耳抜きが苦手な方や初めて潜る方は耳抜き(耳の圧平衡の)の練習を陸上で行うと耳抜きがしやすくなる。

バルサルバ法(鼻をつまんで鼻をかむ)なら練習ができる。

是非やってみるべき。

 

初めての耳抜き

今まで1度も耳抜きをしたことの無い人が初めて海へ潜るとき、耳抜きが出来るかというと難しいものがある。

出来ないわけではない。

出来る出来ないは人それぞれ。

耳管の通りが良い人なら問題なく可能。

けれど、手こずる人も多い。

人によっては耳が抜けてるのかどうかさえ分からない。

陸上での耳抜き練習

耳抜きは陸上での練習が肝要

潜降のときスムーズに耳抜きをするには陸上での練習が肝要。

陸上で簡単に耳抜きが出来るようになれば潜降も楽。

耳の圧平衡に必要な器官は高度の移動(圧力の差)が無い限り陸上では使うことがない。

体は変わる

年中耳抜きの練習をすると体が耳抜きの必要性を感じ、耳抜きがしやすい体に変わる。

耳抜きの練習は最初はソフト。

鼓膜にあまり負担をかけないよう柔らかく。

次第に息を送る力を強くしていく。

慣れてきたら耳抜きのできる強さを覚える。

体に都合の良い強さで練習する。

耳抜きの出来ない人は耳に送る息の力が弱いことが多い。

最初に耳抜きの練習をソフトにするのは鼓膜を痛めないようにするため。

練習回数は

最初に練習する回数は3回を1セットとして朝昼晩と1日3セット。

耳抜きが出来た時は1セット1回でOK。

出来ない時は1セット3回まで試す。

最初は耳抜きが出来ない時も多い。

出来ない数を含めて1セットは3回まで。

その後は耳を休ませる。

続けて練習したくても4時間は休んでから練習再開。

最初は3回とも出来なくても近い将来3回目に出来るようになる。

定期的に続ければ2回目に出来るようになり、やがて1回目に出来るようになる。

どうしてもうまく出来ないときはオトベントを使う。

慣れれば減らせる練習回数

簡単に出来るようになっても上手くいかない時は無理せず休む。

練習するのは3回までで止める。

慣れて上手に出来るようになったら1日1回の練習に変える。

海へ行く直前には練習を増やす。