ダイビングリポート、ダンゴウオの子供 123

ハチマキ君

冷たい

水底に着底すると今までと違って魚がいない

水温が14℃と下がった所為だと思われます。

いつもなら沢山の小魚たちが目に飛び込んでくるのですがシーンとした世界が広がり沢山の小さな浮遊物が中層を漂い、視界を妨げています。

フードを通して頭に水の冷たさが伝わります。

魚達にとっては今が一番寒い冬なのだろうと感じます。

泳ぎながら魚を捜します。

ホンベラはいつものようにいますが数が少ないです。

寒さに強いようで泳ぎは早く、いつもと動きは変わりません。

キタマクラもいますが寒いのか動くのが嫌なのか時折岩の隙間に挟まるように体を着底させているものもいます。

キタマクラ

 

ダンゴウオ誕生

この時期、ダンゴウオの子供が生まれます。

孵化後7日ぐらいは頭に白い線があるのでハチマキ君とかエンジェルとか呼ばれたりします。

大きさは2~3mm

ここら辺では数も少ないので見つけるのがとても大変です。

エンジェルはカジメ

生まれたてのダンゴウオの子供はカジメという海藻の上で見つかります。

つるつるした平らな部分にお腹にある吸盤で吸い付きます。

目の前に流れてくる小さなプランクトンを食べて育ちます。

エツキイワノカワ

少し大きくなるとエツキイワノカワという海老茶色の海藻の上で暮らします。

江之浦では5月中下旬水温18℃になると姿を消します。

大きさは2.5cmぐらいの大きさでいなくなります。

その後は何処に行くのか解っていません。

低い水温が好き

ダンゴウオはもともと低い水温が好きな魚で東北や北海道で多く見られる魚です。

ここら辺では姿を消した後、もっと水温が低い深い場所に移動するのではないかと考えられます。

そして1月頃、水温が低くなると産卵のために浅い場所に現れると思われます。

昨年見つけたハチマキ君

昨年2016年3月のスーパーナチュラリスト定例会では深度6mのカジメの葉辺の上にいるエンゼル君を見ることが出来ました。

ハチマキ君

今日も見たいと思い捜しましたが見つかりませんでした。

ダンゴウオ捜しは泳ぎ回って捜すのではなく、動かずじっくり捜す専門のダイビングが必要です。

 




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