ダイビングリポート、春濁り 122

春の濁り

3月4日

今日はスーパーナチュラリスト定例会

神奈川県小田原の江之浦で潜ってきました。

海岸に咲く菜の花は2月より尚いっそう色濃く、強い匂いを漂わせ

山には桃の花と白梅、紅梅の花が所々に咲き

春の訪れを感じさせます。

波打ち際には岩ノリが生え冬の海の顔をしています。

 

海の中

レギュレターを銜え、BCDとドイライスーツの空気を抜き、潜降すると先月とは違う海の世界が広がっていました。

頭に伝わる水の冷たさが今までとは違う

水温14℃

年間の最低水温になる3月

1月より、2月より冷たいです。

陸上はゆっくりと陽が伸び、暖かさが少しづつ感じる今日

水中は本格的な冬を迎えました。

水温だけでなく透明度も一気に落ちました。

今日の透明度は3~5m

少しでも気を抜くとバディーを見失い、方角をも見誤るので注意が必要です。

水中での方角は水深と目印の岩、それと感、最後に水中方位磁石で確認して動きます。

慣れたダイバーでも時折方向を見失いない戻ってくることが出来なくなります。

ダイビングするには欠かせない技術です。

毎年濁る3月

毎年3月に入ると海が緑色っぽくなり、濁ります。

春濁りと呼んでいます。

植物プランクトンが増え、ある海藻は胞子を出し、またある海藻は枯れて溶け始めるために春濁りがおきます。

透明度は悪くなりますがけっして汚い訳ではありません。

濁りは栄養

春濁りは沢山の栄養分が海水に溶けているので魚達にとってはとても大切です。

沢山の食べ物が流れてきてプランクトンイーター達が育ちます。

脂の載った美味しいイワシやアジ、サバなどが育つのもこの栄養豊富な濁った潮があるからです。

また遠くまでは見えないので外敵からも襲われ難くなります。

この濁りは薄くなったり濃くなったりしながら夏過ぎまで続きます。

 




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