ダイビングレポート、パラオ 雅な時間 111

パラオ2ダイブ目

本日のランチ

昼食はハンバーガー

こってりした大きなパンにハンバーグ

銀紙に包まれたハンバーガーは誠に大きい

LUNCH BOXに入っているが高速ボートの震動で変形した歪な形

味はもちろんジャンクフード

美味いとか不味いとか考えてはいけない。

エネルギーとして胃に流し込む。

ウーロンサンドバー

小さな砂洲

2ダイブ目は小さな砂洲の沖、ウーロンサンドバー

浅いところはテーブルサンゴがとても綺麗なポイントだ。

とりあえず深度20mの白い砂地に降りて記念撮影

そして深度22mの砂地にはチンアナゴ(ガーデンイール)の群体で棲んでいる。

まだ成魚にならない魚体は小さく、細い

側に近寄れないので撮影は無理とあきらめる。

さらに先に見える群れに近づく

1ダイブ目にも見たオオメカマスの群れ

ゆっくり近づく、さらにゆっくり

動画スイッチon

できるだけプレッシャーを与えないように

そろりそろり

段々彼らの警戒心が薄れてくる。

もうひとつの群れ

そしてもうひとつの群れが現れた。

アジの仲間、アジよりやや大きく丸い。

オキアジの群れ

できるだけ動かず、寄り添うように少しづつ近づく

大きな動作は禁物

上半身はほとんど動かさず、フィンワークも滑らかに

呼吸さえも静かに

できるなら息を吐きたくない

息を吐いた時にでる泡の音はバリバリという震動で緊張を与える。

けれどこればかりはどうにも出来ない。

出来ることは吐くときも静かに少しづつ

あとはこの泡の震動に慣れてもらう時間が必要なだけ

やがてオキアジは遠ざかり、私も泳ぐのを止める。

すると不思議

オキアジが自分から泳いで私の方へ

頭をこちらに向けてやってくる。

チャンス到来、動かず待つ

レンズだけを向け、じっとしていれば良い

群れはオキアジだけではない

マアジによく似たメアジの群れも混じっている。

魚体に傷のあるもの

ハッキリ半分噛まれた跡が残っているメアジもいる。

アジは誰からも狙われる

ここでもアジは良い餌としての対照だ。

この子達はあとどれぐらい生き延びられるのだろうか。

水中は全てが野生の世界

誰も守ってくれるものはいない。

隠れ家も武器もない。

助かる道は己の体力と運、そして逃げるしかない。

古の昔より続く自然の法則

目の前をゆっくり群れが通る。

一瞬、緊張感が走る

群れが一斉に素早く一方向へ泳ぎ逃げる。

その後をイソマグロ、アオチビキ、カスミアジ、ナンヨウカイワリ、バラクーダ、オグロメジロザメが追いかける。

狩りが始まった。

そして瞬時に終わる。

狼が去る

狼達に追われたヒツジ達

敵がいなくなると静かな群れの動きに戻る。

そしてさっき以上にオキアジ達の群れは側に近寄ってくる。

狼ではない、安全な場所として認識したようだ。

その数は数え切れない。

優雅な群れ、銀輪の輝き、瞳のない丸い目

手の届く距離

もうオキアジ達は私を怖れていない。

まるで旧友に会いにきたかのようだ。

雅な時間がゆっくりと過ぎていく。

ありえない交りの時だった。




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