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与那国のダイビング、海底遺跡とテラス

与那国の海底遺跡、テラスと階段

二枚岩から沖へ

二枚岩を見た後は壁を左に見ながら沖に回わる。

水底はフラットな感じで沖側へと続く。

この先は突然深くなる。

水底の水深は25mほど。

岩は左に直角に折れ、沖に出ると遺跡全体の雰囲気がわかる。

テラス

左に曲がるとメインテラスと言われる平らな踊り場にでる。

見事に真っ平な長方形のメインテラス。

ここで踊りでも踊ったのだろうか?

それとも木造の建物でもあったのか?

右側の縁は垂直に切れ、深度30mの水底に向かって落ちる。

左側の壁も奥の壁も垂直に上へ伸びる。

与那国遺跡03

見事なまでに平らな床と垂直の壁。

その高さも外敵や害獣から身を守るのに十分。

階段

左奥には階段がある。

現代の階段のように均一ではない。

階段として使える場所もあるが一段が高すぎる所もある。

壊れて崩れてしまったのか。

与那国遺跡04

段の高さが1m以上ある段もある。

全身を使わないと登るのは無理。

踏み台の石段を積み重ねたのか。

梯子で登ったのか。

外敵や害獣からの侵入を防ぐためには階段を取り外せた方が便利。

想像が膨らむ。

人工なのか?

機械の無い大昔にこれだけの建物を作るには何人の人間が必要だったのか。

石はどのように切ったのか。

道具は何を使ったのか。

そして何十年かけて作りあげたのか。

目的は何か。

全ては仮説。

想像する

時間的には一世代から二世代はかかる。

最初は天然の岩を削って基盤を作る。

高い上部の部分は2枚岩にあるような岩板を載せた。

大きな物は入り口を通せない。

壁の一部に土や石を積んで宮殿上部へ登れる大きな道を作った。

二枚岩は修復ようの岩と考えていた。

大きな岩を削り出して作ったが完成してみると2枚余ってしまった。

何処に置くか?

平らに置いたら邪魔。

人が乗ったら傷みやすい。

宮殿の外壁に立てかければ岩板の傷みも少ない。

外敵からの防御になる。

これ全て想像。

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