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台湾に近い与那国島へ行こう
日本最西端の島
与那国島
今日から4日間の日程で与那国島へ行く。
日本の南、最も西側にある島が与那国島。
日本で最南端の島は波照間島、わずかに与那国島よりも南側に位置する。
また、石垣島も西表島も与那国島も緯度的にはあまり変わらない。
本州から見れば同じ南の島。
東京から2000km以上も離れたとっても遠い島。
与那国島から台湾までは108km、内地より台湾の方が近い。
羽田から飛行機に乗り3時間半の空の旅で石垣島へ。
さらに乗り換え30分で与那国島へ到着。
与那国の海
与那国島の今日の天気は雨、予想気温は18℃、水温は24℃、透明度は40m。
この時期、妊婦のハンマーヘッドシャークの群れが見られる。
ポイントは島の西側、西崎(いりざき)の沖。
与那国の海底遺跡
また島の中央、南側には海底遺跡がある。
この海底遺跡については人工的に作られたものか自然に出来たものかはハッキリしていない。
ただし実際に潜って見るとその迫力に驚かされる。
遠い昔に誰かがこの海底遺跡に住んでいた。
ただその証拠となる文献や記録は一切ない。
言い伝えもない。
太古の昔、天変地異で宮殿は傾き海の中に沈んだ。
そのため人も文献も残っていない。
そう考えたくなる遺跡。
カジキも泳ぐ黒潮の海
与那国は魚も多く漁業がさかん。
カツオやカジキなどの水揚げが多い。
島の西側の久部良港から出港して沖に沈めてある浮き漁礁のパヤオ周辺が漁場。
毎年7月第一週末に与那国島国際カジキ釣り大会も開かれる。
黒潮は太平洋から与那国島と台湾の間を抜けシナ海に入り、トカラ列島でまた太平洋に出ていく。
そんな海だからカツオもカジキも多く集まる。