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バリ島のミツボシクロスズメダイとホワイトスポテッドガーデンイール

ミツボシクロスズメダイの産卵

ミツボシクロスズメダイの産卵

白い砂地を沖の深みへとゆっくり進む。

流れが少し出始めた。

所々にある小さなオアシスには大きく育ったミツボシクロスズメダイが産卵している。

オヤビッチャと同じような動きをしている。

水底と中層を行ったり来たり、水底に戻った親はヒレで岩肌に産み付けたタマゴに新鮮な水を送っている。

大きく育ったミツボシクロスズメダイ(threespot dascyllus)は15cmぐらいの大きさになる。

子供の頃はクマノミと同じでイソギンチャクと共生する可愛い魚。

江之浦でも見る事が出来る人気の子。

真っ黒な体にオデコと体側に白丸が3つ、ゆえに三ツ星の名前が付いている。

ミツボシクロスズメダイ
ミツボシクロスズメダイ

大きくなると可愛くない

クマノミと違い大きくなるとイソギンチャクから離れて中層でプランクトンを食べる生活に変わる。

身体の黒も薄くなりグレーに変色、ムラもあり綺麗じゃない。

三ツ星の白い点も薄くなり見づらくなる。

長~いホワイトスポテッドガーデンイール

やっぱりホワイトスポテッドガーデンイール

オアシスを通り過ぎ更に奥へ移動。

深度17m。

ここから急に深くなる。

今の時間は下げ潮でかなり流れが速い。

周りを見るとお目当てのホワイトスポテッドガーデンイールがいっぱいニュロニュロ出ている。

ホワイトスポテッドガーデンイールのコロニー(群集地)に到着。

日本にはホワイトスポテッドガーデンイールは生息していない。

ゆえに日本名はない。

チンアナゴとは模様が違う。

身体に斑点はなく無地、色は白っぽい。

スパゲティーにも似ているのでスパゲッティーガーデンイールと呼ばれていた時もある。

側に行くと巣穴に引っ込んでしまう。

離れて静かにしていると時間をかけてゆっくり出てくる。

ホワイトスポテッドガーデンイールの様子

少し長いけれど面白い。

01:00後に砂地から更に出てくる。

01:30後 目前の砂地からも出現、背びれも見える。

03:45後 ヤッコエイ来襲で引っ込む。

04:17後 フエダイに驚き引っ込む。

05:30後 ホワイトスポテッドガーデンイールって長~い。