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上皇さまと上皇后美智子さまが名付けたニチリンダテハゼ

上皇さまが命名したハゼ

ブログNo25」で紹介したアケボノハゼの他に上皇さまが命名した魚をもう一種類発見。

2匹目の魚もハゼ。

上皇さまがハゼの研究をしているのは広く知られている。

ニチリンダテハゼ

ニチリンダテハゼ名前はニチリンダテハゼ。

英語名は gold barred shrimp goby 。

生息場所が解かれば目立つので意外と簡単に見つけることが出来る。

ニチリンダテハゼの色模様

色は白地に薄いオレンジ色のボーダー柄。

7本の縞が入る。

最初の1本目は目を通過する。

背びれを立てると真ん中に白線に覆われる大きな丸い黒点が一つ。

ニチリンダテハゼ

背ビレの縁は白色で内側部分にはランダムな白点もある。

また、白点は第2背ビレにもある。

上皇さまが命名、背ビレの黒丸が日輪

丸い大きな黒点が日輪のようだということでニチリンダテハゼと上皇后美智子さまが提案。

上皇さまもピッタリな名前と命名。

アケボノハゼと同じでテッポウエビと共生している。

ニチリンとは

ニチリンの漢字は日輪。

太陽のこと。

太陽の異称。

ニチリンダテハゼを見るには

ニチリンダテハゼは熱帯性

ニチリンダテハゼニチリンダテハゼは熱帯性のハゼ。

伊豆七島や関東近辺では見られない。

サンゴ礁域に生息する。

ニチリンダテハゼの生息場所

ニチリンダテハゼと共生するテッポウエビ
ニチリンダテハゼと共生するテッポウエビ gold barred shrimp goby

ダテハゼの仲間でテッポウエビと共生する。

深度はそんなに深くなく12~20mに生息。

ドロップオフのような壁でポッカリと空いた1mぐらいの空洞。

体が入れるぐらいの奥行きの穴。

水底は平らで砂地。

陽射しの入らない暗い場所。

ライトは必需品

ニチリンダテハゼが好む穴は暗い。

ゆえにライトは必要。

補助光なしではニチリンダテハゼの確認は難しい。

ライトも集光型は魚が嫌うので、できれば拡散型のライトを準備したい。