ダイビングレポート バリ島、天皇陛下が命名アケボノハゼ 25

ムンジャンガンのダイビング

最初のダイビング

下を見ると真下は砂地、白い砂、沖に向かって深くなっています。

かなりの急斜面、楽に深く潜れそうです。

まだ水面に浮いているにもかかわらず40cmほどのコガネアジがやってきました。

足の下を泳ぎ過ぎたかと思うとリターンしてまたやってきます。

遊んで欲しいかのようにこちらの事を意識しています。

コガネアジとは名前の通り黄金色に輝くアジの仲間です。

関東近辺ではほとんど見ることが出来ない南方系の大きくなるアジの仲間です。

一匹だけかと思ったら三匹が戯れながら行ったり来たり

BCDの空気を抜き、潜降すると直ぐに遠ざかって行きました。

パンダチョウチョウウオ

震度6m正面は急勾配、右側はサンゴ礁、その下がオーバーハングになってえぐれた空間作っています。

そこにはクラカケチョウウオphilippine butterflyfish)が20匹ほど群れています。

クラカケチョウチョウウオphilippine butterflyfish

泳ぎ回るわけでもなく、ただポワ~ンと中層に浮いている感じで昼寝でもしているのでしょうか。

このクラカケチョウチョウウオは個人的には好きな魚の一つです。

からだ本体は白色で中央に茶色い17本ほどの斜め線、背びれ腹びれ尾びれは黄色、目の周囲は黒色でパンダのような顔をしているので別名パンダチョウチョウウオと呼ばれています。

クラカケチョウチョウウオphilippine butterflyfish 02

可愛いヒョウキンな顔をしているのでどうぞ捜してみてください。

この子も南方系の魚で関東近辺では見られません。

このポイントの一つめの目的はこれでクリアー

 

次の魚は深い場所

そして二つ目の目的を目指して急斜面を降りて行きます。

深くなると水圧が大きくなるのでウエットスーツが圧縮され浮力が少なくなり体が重くっなってきます。

体が水底にぶつからないようにBCDに空気を入れ、浮力を調整します。

浮きも沈みもしない浮力がダイビングでは楽です。

この状態をダイビング用語で中性浮力と言います。

深度26m

深度26m、やや深いこの場所に目的の魚がいます。

下は斜面で砂地にサンゴの破片が混ざっているガレ場、深度26mの深さになると少し薄暗くなり赤い色はまったく無くなります。

体の動きを一切止めて捜します。

大きな動作をすると怖がってあっという間に居なくなります。

捜す相手はハゼの仲間

目を凝視してガレ場を注意深く碁盤の目を一つひとつ捜すように右から左、左から右と捜します。

ガレ場の色に同化して簡単には見分けられません。

ついにアケボノ発見

そんな中に小さく背びれを立てる目立たないハゼを発見|

大きさ8cm

目的のアケボノハゼdecorated dartfish)です。

体の半分から前側は白、後ろ側は紫と赤、頭部は紫。

アケボノハゼdecorated dartfish

但し、水中で見るアケボノハゼはライトを当てないと白黒の目立たないハゼに見えます。

ライトを当てるとその見事な綺麗な色彩が見られます。

カメラで撮影するときはストロボを使用すればこの色彩を再現出来ます。

アケボノハゼdecorated dartfish02

動画で撮影する時はライトを使いたのですがライトを当てるとすぐ巣穴に隠れてしまうので時間をかけてアケボノハゼに慣れてしまうしかないですね。

けれど深い場所に潜水病を考えると長い時間は潜れないし、空気も長くは持ちませんからアケボノハゼの動画撮影は難しいのです。

ちなみにアケボノハゼはテッポウエビという穴掘りの得意なエビが家の穴を堀り居候しています。

天皇陛下が命名されたアケボノハゼ

ところでこのアケボノハゼは天皇陛下が命名した名前です。

天皇陛下はハゼの研究を長くなさっていることは有名ですね。

美智子さまが「アケボノハゼ」という名前を提案されて天皇陛下が命名されました。

仲の良いお二人の笑顔が思い浮かびます。

ほのぼのして良いですね。




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